保守からのジェンダーフリー①

保守からのジェンダーフリー


『保守的ジェンダーフリーの夜明け』


少子化で子供の数が減少しております。


ただし、共働きの家庭が多く幼保園の待機児童は増加の一途をたどっています。


小学校低学年のお子さんの家庭も共働きが多いため全国で学童保育事業が展開されています。


少子高齢化社会の抜本的な対策が必要です。男性が働いて、女性は専業主婦であるべきという保守的なマッチョイズムの価値観が現実的に通用しないことを意味します。


男性一人の収入で育児、養育費を賄える時代はとっくに終わっているのです。


真の男女参画社会の役割というのは子供を作りやすい、男女が結婚しやすい環境を整えることです。


幼保事業の充実は早急の課題ですが、育児休暇を誰でも取りやすくする制度や扶養控除の復活などやるべき課題は沢山あると思います。


また夫婦関係や男女関係の在り方について、柔軟かつ多様な価値観を認める社会が大切です。


男性の収入が下がり、バブル期以降のリストラやデフレ等の影響で正規雇用に就けない等の問題もありますし、パートナーにも仕事をしてもらわないといけない時代です。男性も台所に入り、家事・洗濯・掃除くらいはやるべきだと思います。


育児に男性も積極的に取り組まないといけません。


一家の大黒柱・・という保守的なマッチョイズムだけでは少子高齢化社会に歯止めかかりません。


あと、実際に私も独身ですが私の周りの保守系の男女。独身者多いですね。決してみんな社会人としてのネジが外れているわけじゃありません。


私も含めて、もっと価値観の多様性を認めて保守的ジェンダー抑圧から解放される必要を私は考えます。


アベノミクスだの構造改革だの言っている場合ではないということです。


男性、女性の生きた方や価値観はそれぞれです。


それぞれが輝ける社会。


男女がお互いに個性を発揮し、お互いを人間として尊重する社会が大切だと思います。


女性は専業主婦でなければいけない・・男性は高収入でなければいけない・・・このような保守的な男女の役割の規範は現在のデフレ増税不況社会では一切役に立ちません。


デフレ増税不況下での生活安全保障に、右も左も関係ありません。


安全保障は何も、国防だけではなくて経済〜精神的なものまでも含めるのであると私は思います。


先ずは生きましょう。


老いも若きも、右も左も、幸せになる社会をこれからも皆さんと考えてまいりたいと思います。