火事は日本列島で起きている。

わしは上半期の保守の活動を見るにつけ。

思う事があります。

我々、保守一般市民のネットやリアルでの活動や言論が自民党、つまり麻生政権の後押しになっているかどうか?

わしの私見ですが、後押しになっている面と、足を引っ張っている面の両方に作用し、後押しという面ではイマイチ決定打になっていないのではないかと見ています。

わしにも反省点が沢山あります。

実際に解散が迫ってくると本当にそう思います。

NHK偏向報道抗議についても、NHKにうまいことやられた…という面があります。

民主党に対しての対抗策がおざなりになってしまい、東京都議選挙では自民党の敗北を許す結果となりました。
児童ポルノ法案改悪反対運動や民主党の目先に餌をぶら下げたマニフェストが敗因という見解は間違いだと思います。
児童ポルノ法案改悪反対運動をやっている人の多くはネットで民主党が抱えるリスクの大きさも知っているのでそんなに多くが都議選挙で民主党に投票したとは一概に言えないと思います。

全国規模で起きたNHK偏向報道抗議の半分でも民主党対抗策に動けば回避出来る余地はあったのではないか。

あとNHK偏向報道抗議の裏で台湾軍の船舶による尖閣諸島不法侵入があった事を皆さん知っているでしょうか?

こんなことでは沖縄県民と尖閣諸島住民の人心はますます保守から離れてしまいます。

台湾友好も大切ですが、台湾軍による沖縄、尖閣諸島への領海侵犯と不法侵入は絶対に許してはいけません。

要するに隣の火事を心配しすぎて、自分の家に火が着いているのを麻生さんが「火事だ!(解散だ!)」と言ってやっと気が付いたのが、わしを含めた皆さんの状況だと思います。

わしはNHK偏向報道抗議の言い出しっぺの一人でありながら、あれは【お祭り】ですよと言ってきたはずです。
だからこそ、ブルーリボン活動や草の根活動にも力を入れてきたのです。
わしの日記をずーっと読んでいる人ならば、わしの言わんとしている事の意味が良く解ると思います。

NHK民主党に対する保守派のガスをうまく抜いたとするならば、まんまとやられたと言わざるを得ません。

あと拉致問題への関心もかなり削がれてしまったという面もあります。

もうNHKへの抗議行動はデモなどのアクションから陳情、訴訟などへの活動に移行したほうが効果的ですし、これから先は本当に選挙戦に向けたアクションを保守派はとるべきです。

わしは改革クラブを応援していますが、勿論、自民党真正保守派も応援していますし、平沼グループも応援しています。

この時期ですから、なるべく選挙戦に効果的な活動を各選挙区でやるべきでしょう。

各位、本当に自分の活動や言論が、真正保守派の王道から脱線してないかどうか自己確認される事をお勧めしたい。

とりあえず、火事は対岸ではなく自分の家の台所で起きている事を自覚して頂きたいと思います。


神鬼