10・2大阪梅田ブルーリボン運動レポート 〜めぐみさん聞こえますか〜
めぐみさん誕生日前に集会=母「進展見えずつらい」−新潟
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date4&k=2011100200119
本日、10月5日・・・拉致被害者の横田めぐみさんが、今年で47回目の誕生日を迎えました。
34年間・・・めぐみさん不在のクリスマスケーキのロウソクに火を灯してきたご両親。
ごく普通の家族の生活が、ある日突然引き裂かれる。
バトミントン部の帰りに、実家まで200メートルという所で横田めぐみさんは拉致されました。
警察犬による捜索で学校からめぐみさんの帰路を辿ったところ、実家の200メートル手前でめぐみさん消息が消えた事が明らかになったのです。
それは自動車によって、横田めぐみさんが拉致された事を示していたのです。
当時は、警察当局も原因が解らず失踪として扱われました。
北朝鮮では金正日が朝鮮労働党中央委員会に勤務し、同年6月には党組織指導部の指導員となった時期でもあり、日本から北朝鮮への帰国事業等もあった時代でありました。
当時、新進党(現・たちあがれ日本)の西村眞悟元衆議院議員が1997年2月3日の衆議院予算委員会衆議院予算委員会において、初めて横田めぐみ拉致事案を取り上げるまで・・・めぐみさんは失踪者として扱われ、家族も自分たちの力でめぐみさんの行方をずっと探していました。
2002年9月17日の小泉訪朝によって、蓮池夫妻・地村夫妻・曽我ひとみさんが帰国するも・・北朝鮮当局はその他の拉致被害者については死亡と発表しました。
当時のニュースを今でも鮮明に覚えています。
速報で5名生存、8名死亡と何度も繰り返して報道されました。
5名の生存者と家族の再会の喜びもつかの間・・死亡と報じられた家族の顔を見てわしは悔しさが込み上げました。
情けない・・絶対に横田めぐみさん達も生きている・・なぜ、そう言ってくれないのか?
その後、証拠とされる死亡診断書、カルテ、遺骨などの偽造が発覚するまで時間はかかりませんでした。
犬の骨や他人の骨を2度焼きした遺骨を送付した北朝鮮は、未だに再調査を再開せず拉致問題は解決済みという姿勢を固持しています。
しかし・・拉致問題をこのまま終わらせる訳にはいきません。
拉致の可能性が払拭できない特定失踪者・・その人数は470名に及びます。
全員救出するまで、妥協するわけにはいかないのです。
現在、金正日〜金正恩の世襲も噂されていますが・・今後、拉致再び起きる可能性もあります。
日本人拉致は日本だけで起きることではありません。
北朝鮮と国交がある国や、全然関係ない西欧で起きる事もあります。
ブルーリボン運動は現在拉致されている拉致被害者や特定失踪者だけを救出する活動ではなく今後の拉致から私達を守るための運動なのです。
拉致には屈しないという強い意志を、ブルーリボンを着用して示して頂きたいのです。
皆さんの命と絆を・・家族と故郷の絆を守るブルーリボンです。
日本海の青い色のリボンは、拉致被害者や私達の絆を結ぶ生命線です。
10月2日の大阪ブルーリボンの会主催の大阪梅田におきましても、国民の皆様の暖かい署名とカンパを頂き心から感謝しております。
今後ともご理解と応援を宜しくお願いします。
10月2日の大阪梅田ブルーリボン運動におきましては、韓国から日本の東大に留学に訪れている女性がボランティアに参加しました。
拉致問題に関心をもって、日本の地方での拉致問題の取り組みを研究発表するという事で拉致救出活動をしている地方団体である大阪ブルーリボンの会の活動を体験・リポートされました。
彼女の故郷である韓国も、多くの方が拉致されています。
彼女は大阪ブルーリボンの活動を実際に体験して・・・何を感じたでしょうか。
署名をお願いします・・・とお願いしても殆どの人は迷惑顔で足早に通りすぎていきます。
それでも、笑顔で毅然と署名をお願いしますと頭を下げなくてはいけません。
日本人が拉致されているのに、気にも止めず通り過ぎている人も沢山居ます。
彼女の故郷である韓国でも・・・拉致問題が進展しているかといえばそうではありません。
心配するまでもなく、彼女は毅然とボランティアを最後までやり遂げました。
同じ苦しみを彼女たちも経験しているんだ・・・わしは思いました。
その後のお茶会では、彼女の研究課題である拉致問題の地方での取り組みについてのリポートを中心にお話しをしました。
彼女からも韓国の拉致問題の実情や、盧武鉉政権での太陽政策の失策や北朝鮮による延坪島砲撃事件等による韓国国民の北朝鮮への感情の変化等、様々な情報を聞くことが出来ました。
韓国にもおいても、中国や北朝鮮よりの左派と日米韓の連携を重要とする右派に別れているという事です。
普段では知ることが出来ない実情を聞くことが出来て、非常に有意義な交流が出来たと思います。
わしは絶望の中に、微かな希望が見えた思いがしました。
このような意見交換や交流も、重要であることを認識する事が出来ました。
拉致被害者・特定失踪者救出と拉致問題の全面解決に向けて、より一層の努力の必要性を改めて考える良いきっかけになったと思います。
10月2日の大阪梅田ブルーリボン運動における、国民の皆さんと韓国人留学生のご協力に改めて感謝を申し上げます。
ありがとうございます。
神鬼
リンク
拉致被害者、特定失踪者問題へのご支援をお願いします。
特定失踪者の拉致被害者政府認定を!
北朝鮮に拉致された生島孝子さんを奪還する学生の会
http://ameblo.jp/ikushimadakkan/entry-10650089321.html
山本美保さんの家族を支援する会
http://web.me.com/k.yasushi/YAMAMOTO_MIHO/Welcome.html
特定失踪者調査会
http://www.chosa-kai.jp/
蒼き星々
http://8201.teacup.com/bluestars777/bbs
大阪ブルーリボンの会
http://osaka-blueribbon.org/
☆ご協力をお願いします☆
秋田美輪さん
1964年生まれの美輪さんは大学から神戸松蔭に入られ、1985年12月4日、当時神戸松蔭女子学院大学文学部国文科四回生在学中に(当時21歳)突然校門付近から失踪されました。
翌日兵庫県日本海側の竹野浜から美輪さんの所持品が見つかるなど、兵庫県警の捜査の時系列をたどるうちに、現在北朝鮮の拉致の可能性高い特定失踪者とされています。
秋田美輪さんの調査・及び救出へのご理解、ご協力をお願いします。
秋田美輪さんの早期帰国を願う会
http://save-akitamiwa.com/