11・21右から考える脱原発デモアフターファイブバージョン生中継レポート

11月21日、右から考える脱原発デモアフターファイブバージョンNO.1が実施されました。

水谷橋公園(出発地)〜数寄屋橋東京電力前〜西新橋〜新橋SL前〜桜田公園のコースを有志が集いデモ行進を遂行。

今回も右や左、思想やイデオロギー関係なく、色んな人が集まりました。

アフターファイブ・・要するに土日仕事で平日休みの人や、平日の仕事帰りの人が気軽に参加できる企画です。

私は大阪在住の為、IWJ(UstreamIWAGAMIチャンネル1)の生中継を見ながら当ネットワークの公式Twitterでタイムラインレポートをしておりました。

参加者、総勢約100名参加という当初の予想を大きく上回る熱気。

生中継のほうはピーク時で73人視聴中/合計視聴数215人で、まずまずだったと思います。

今回は、主権回復をめざす会の西村修平さんも参戦。

自然災害と福島第一原発事故で苦しむ人々を更なる原発被害から守るために多くの有志が集まりました。

東電前では怒りの抗議が炸裂。

山を守り河を守れ!

海を守り空を守れ!

子供達を救いだせ!

参加者の義憤の声が東電ビルに鳴り響きました。

私憤は醜い、公憤は尊い、義憤は貴い。

この有志たちの叫びは、私憤ではありません。

義憤そのものです。

安全ではない、危険な原発事故に一切の責任を取るどころかボーナスや給与の減棒もなく・・当たり前の日常を生きている東電幹部の罪は筆舌に尽くしがたいものです。

原発推進事業の中核には、経団連電通等の巨大な利権団体があり・・マスメディアもそれら利権団体の傀儡と化して団本営発表を撒き散らしています。

放射能と嘘を、日本列島に撒き散らす売国奴であります。

政府がその悪行を許しても、私達は絶対に許しません。

このような事故を二度と起こしてはなりません。

自然災害や事故に対して、あれだけ安全と云いながら事故を起こしたのです。

あの事故は起きるべくして、起きたのではないのでしょうか?

自らの利権という保身で原子力推進事業を進めてきた政府、東電、民間企業は勿論。

私達、有権者にも責任はあるでしょう。

地震が多い日本です。

絶対安全という事は無かったのです。

別に犯人探しをして、東電を吊るそうというのではありません。

企業体質が事故後も変わる事がなければ・・また、恐ろしくも忌まわしい原発事故が起こるでしょう。

企業体質や利権構造を糺すこと無く放置していれば・・本当に大切な物を失うことになります。

日本の麗しき山河を守る為に、訴えているのであります。

友よ、麗しき山河を滅ぼすなかれ。



デモ当日の模様



右からの脱原発運動が何故、右から・・と名乗っているのか。

それは、右派の人達にはやっぱり原発推進派が多いからです。

その理由は核武装の問題だったり、工業都市としての需要電力は自然エネルギーでは賄えないのではないか?という意見が背景にあると思います。

わしは以前から原発安全神話というものは疑っていましたが・・やはり右派の間でそれを言うと基地外扱いされやすいので言い難い状況ではありました。

案の定、原発事故が実際に起きた途端・・・左翼の脱原発運動に右派が反発するという事態になりました。

しかし、この原発事故については右も左も関係無いだろうということで・・・右派からも脱原発を主張しましょうという事です。

もっと簡単に言えば、火事が起きてるときに右とか左とか言ってる場合じゃないでしょう?という事です。

右から考える脱原発ネットワークだけではなく、旧皇室の竹田恒泰さんや主権回復を目指す会脱原発をいち早く主張しております。

放射能は目に見えませんし、色んな危険な問題があります。

皆さん、忘れているかもしれませんが、東海村臨界事故で被曝死があった事を思い出してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85

もっと時代を遡れば、広島・長崎もそうですね。

今回の事故でも、直接的な原発事故による影響での死傷者の有無ははっきりとした情報が開示されていないので何とも言えませんが・・すでに被爆地の家畜や動物たちが避難区域に取り残されて沢山死んでいます。

そして、どうしても避難が難しいご老人が自殺されるという悲しい事件が起きています。

もう既に、原発事故によって家族と故郷の日常の生活を奪われ・・・失意の中でご老人や言葉を話すことが出来ない動物たちの生命が失われるという事態が起きているのです。

また、SPEEDIによる放射能汚染の予測を怠った為に、福島の子供達が水素爆発時に風下の屋外で食事をとったという不祥事も自民党の森まさこ代議士によって指摘されております。

安全ではない、危険な原発による事故を二度と起こしてはいけません。

だからといって、国家安全保障が損なわれて良いというわけではありません。

産業立国として、工業都市の電力も充分賄える代替エネルギーの開発も必要です。

代替エネルギーの準備が出来るまで、ある程度は原発の稼働も必要でしょう。

今すぐ原発を全て停めろ!とか、レントゲンをやめろ!とか、放射線治療をやめろ!というような極端でヒステリックな話をしているわけではないのです。

災害時であっても、外国からの領空・領海侵犯は絶えず起こっていますよね。

だからこそ、右から国防論や代替エネルギー論を提示しながら脱原発を実現するという右から考える脱原発運動は意義があると私は考えております。

東日本大震災による原発事故や災害時の国防について、考えるチャンスは現在しかありません。

多くの方のご賛同とご理解を、今後とも宜しくお願い申し上げます。



神鬼



イベントのお知らせ

12.5右から考える脱原発デモ アフターファイブバージョンNo.2 開催のご案内

アフターファイブバージョンデモの2回目の実施が正式に決定いたしましたのでご案内いたします。

日時:平成23年12月5日(月) 集合18:45 出発19:00
集合場所:水谷橋公園(東京都中央区銀座1−12−6)※都営浅草線「宝町」駅A3出口より徒歩1分
コース:水谷橋公園〜数寄屋橋日航ホテル前右折〜東電前〜内幸町左折〜西新橋1左折〜新橋SL広場前〜桜田公園(解散地)

(注意事項)
1)防寒着など温かい格好でお越しください。
2)各団体の幟や旗及び趣旨にふさわしくないプラカードや服装・言動はお断りとさせていただきます。
3)記録撮影及びライブ中継を予定しています。顔を写されたくない方はマスクなどのご用意をお願いします。
4)取材を希望される方は、当日受付にてお申し出ください。(※アフターファイブバージョンにおいては事前申請不要です。また、取材許可証の発行はございません。)

多数のご参加、お待ちしております



リンク



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http://maruta.be/anntokyo1107


右から考える脱原発ネットワークツイッター
http://twitter.com/#!/anntokyo1107


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