12月5日右から考える脱原発デモアフタ−5バージョンPART2生中継レポート
12月5日、右から考える脱原発ネットワーク主催の第6弾である右から考える脱原発デモアフター5バージョンNo.2を開催されました。
今回から、現場責任者輪番制としてのデモ開催です。
水谷橋公園〜数寄屋橋〜日航ホテル前右折〜東電前〜内幸町左折〜西新橋1左折〜新橋SL広場前〜桜田公園を70名以上の参加者がデモ行進しました。
私は、今回も右から考える脱原発ネットワークのmixiページ&Twitter連携でデモのUstream生中継タイムラインレポートをやっていました。
生中継のほうは、77人視聴中/合計視聴数208人でした。
デモの様子
平日、夜間のデモ行進。
参加者の東電への怒りの声。
ただ単にヒステリーを起こしているわけではありません。
この怒りは義憤と言い換える事が出来るのです。
未だに収束の目処がたたない、福島第一原発事故。
最終処理まで、いった何時(いつ)までかかるのでしょうか。
メルトダウン(炉心溶融)の心配は無い・・妄言というものはこうも簡単に紙飛行機のように飛ばされるものなのか。。
福島第一原発事故によって、メルトダウンは愚か・・溶けた燃料棒が原子炉の底にすべて溶け落ちて亀裂から漏れている状態・・所謂メルトスルーまで事態は進行していました。
冷温停止状態といっても制御棒がしっかり入っていない状態で溶けて底に溜まり、度々自然臨界を起こしています。
これは冷温停止状態ではなくて、単なる冷温状態で冷却水を原子炉の地下を満たして冷やしている状態と言えるでしょう。
しかも地下水まで浸水し、地下を満たしている冷却水は、いつ外部に漏れてもおかしくない状態であることが確認されています。
最終処分までの道のりは険しいものでありましょう。
しかし、この事故は必ず収束させなければなりません。
未曾有の大災害と原発事故によって、多くの被災者や福島原発の避難区域の皆さんが苦しい生活を現在も送っています。
これから、寒い冬を被災地の皆さんは仮設住宅で生活しなくてはいけません。
とても寒くて・・寂しい生活を送る方達も沢山いるでしょう。
そのような状況において、我々右から考える脱原発ネットワークのメンバーはただ単に脱原発を訴えるだけの運動をしているのではありません。
故郷の生活と家族の暮らしを取り戻す事が目的です。
これは、我々以外の皆さんにも共通する想いでありましょう。
デモの参加者達は、子供達の安全や麗しき山河を守れと訴えています。
それが、デモの参加者達の怒りの声・・・義憤の理由なのです。
震災と津波だけでも、深刻なダメージを負っているのにも関わらず原発事故まで起きたこと・・これは割りに合わないと思います。
避難区域内の復興は一向に進みませんし、避難生活を余儀なくされている住民の皆さんの悲しみを想うと・・・本当にやりきれない想いでいっぱいになります。
例え、原発事故が起きようとも・・故郷は麗しきものであります。
故郷の麗しき山河を守る。
子供達を守り、生命を未来につないでゆく事が・・・私達の脱原発運動の目的です。
食の安全、瓦礫処理、除染の問題、国防、安全保障等、これからも色んな問題をみんなで考えていきたいと思います。
右から考える脱原発ネットワークの末席ながら、これをもちまして今回の生中継レポートとさせて頂きます。
神鬼
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