参院選
これで、国民はTPPと原発再稼働を容認したことになる。
恐らく、わしにとっては望まざる事が次々に現実となるだろう。
首都直下型地震や東南海地震や南海地震はまだ起きていない。（いつ起きてもおかしくない）
どれだけのストレスを活断層が貯め込んでいるのか・・想像するだけで怖い。
山本太郎さんが当選したことは嬉しいが、市民の党が支援者にいたのは残念至極。
市民の党はかつて、よど号グループのリーダーである田宮高麿と拉致実行犯である森順子の子供である森大志を擁立した札付きの反日テロである。
今回の選挙で勝つには支援者を選り好みする余裕はなかったと思うが、市民の党とは手を切って頂きたい。
脱原発を実現したいのならば、内部の人間や周囲を固める人間も選ぶ必要があります。
理想を実現したいのならば、多数の国民の支持と理解を得ないといけません。
推進派（多くは保守派）にも納得のできるような言論と赤裸々な己で対峙する必要があります。
さもなくば、市民運動の延長上で終わります。
山本太郎さんを支持する人達も、山本太郎さんに対して是々非々で臨んで彼を育てなくてはいけません。
議席は彼のものではなくて、国と国民から彼が預かったものです。
彼を生かすも殺すも、支持者・支援者次第です。
菅直人が市民の党の息がかかった選挙参謀を各脱原発陣営に送り組んでいるようですが・・・菅直人自身が、めぐみさん拉致の実行犯である辛光洙（シンガンス）の政治犯釈放の要望書に署名した大馬鹿野郎です。
更に、原発事故の真相を語ることもせず・・・議事録も残っていないとはどういう事か？
菅直人みたいな人間がいるから、原発は無くさないといけないということも言えるだろう。
脱原発運動をやっていると、どうしても左派市民との接触は免れないし・・・元極左や現役や色んな人が界隈にいるのは現実の事です。
素人の乱という脱原発グループでは、右派陣営の参加が拒否されたり、藤波心さんの故郷斉唱に野次が飛ぶ顛末。
まさに「玄人の乱」と呼ぶのが、ふさわしい顛末でした。
余談だが、その時に左派のざらすとろさんが素人の乱に登壇して、日章旗を片手に脱原発から思想やイデオロギーで右派や保守を排除するべきではない！と訴えたことで脱原発内部に波紋を起こした。
その後、右から考える脱原発ネットワークや首都反原発連合がシングルイシューでの誰でも参加できる脱原発運動を形成するべく立ち上がった。
大震災と大規模原発事故という事情事態に右も左も関係ない。
日本に住んでいる以上、日本に在住する人間は全員バケツリレーをせないかんのです。
しかし、脱原発＝左派の革命運動や特権階級闘争の延長という見解は何をやっても解けない。
実際、そういう面も無いとは言い切れないものもある。
右デモにとっては関係の無い話だが、そう割り切れるものでもない・・・左派にも人道的かつ被災地復興を第一義とした立派な脱原発派もいるのを私は知っているからだ。
そういう、真面目な左派の人達も割に合わないレッテルに耐えている。
左派といっても、一括りには出来ない。
拉致問題や北朝鮮人権侵害問題で支援をしている左派も、皆さんが知らないだけで沢山居ます。
中国の少数民族問題においても、アムネスティをはじめとする団体が生命をかけて現地に飛び込んでいる人達もいます。
しかし、参院選の脱原発派政党のマニフェストを読むと・・その殆んどが反戦・九条護憲という・・これでは脱原発は左派と思われても仕方がない・・原発事故を右と左の小さな思想・イデオロギー闘争のように思われてします。
国家理念、国土防衛、安全保障。
これが欠けていて、選挙に勝てるわけがありません。
こんなマニフェストでは、推進派を応援しているようなものです。
運動はシングルイシューで良いのですが（これも、左派色を無くすため。）、政治はマルチイシューでないといけません。
マルチイシューになった途端に弱くなってしまっては・・・元も子もないのです。
こうなったら、左派や極左は日本を滅ぼすために菅直人と共に原発を推進する宣言でもしないと脱原発は実現しないのではないか？とも、思ってしまう。
しかし、極論に極論に対抗して物事が変わるなんて事もないだろう。
地道で解りやすい運動を、被災者や被災地のことを忘れずに謙虚にやっていく事が大切だ。
今しかないんです。
あと一撃の大規模震災や大津波が来た時は、おしまいです。
とにかく制御棒を核燃料に押しこむこと。
制御棒押し込み運動と言っても過言ではない。
天災か先か？人類滅亡か？
大袈裟ではなくて、これが脱原発運動の本質です。
かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂
麗しき山河と子供たちの未来を守るために。
来週火曜日開催！
7.30右から考える脱原発デモアフター５in銀座
7月30日(火)18：45銀座水谷橋公園集合〜19:00デモ隊出発
ご家族・お友達をお誘いの上、お気軽に御参加ください。
詳細 → http://maruta.be/anntokyo1107/84
木島伸一
