まず、一人を救いだす。

北が拉致の包括的全面調査約束
http://mainichi.jp/select/news/m20140530k0000m010037000c.html


以下、ニュースより転載。


安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮の局長級協議で、北朝鮮が日本人拉致被害者と拉致の疑いがある行方不明者について「包括的全面調査」を実施することを約束したと明らかにした。首相官邸で記者団に語った。


 首相は「(北朝鮮の)特別調査委員会が設置され、拉致被害者の調査がスタートする」と説明。「(拉致問題の)全面解決に向け、第一歩となることを期待したい」と述べた。


以上転載終わり。


この流れを待っていました。


中国バブルも過渡期を過ぎて、ロシア・ウクライナ情勢が深刻な状況になるにつれて経済支援を受けられないのでしょうか。


北朝鮮は、日朝協議のほうへ舵をきってきました。


もう、時間の無い拉致問題解決の気運が高まりつつあります。


政府の動きは具体的な返事を相手から導きだす事に成功しましたので、北朝鮮も餓死するわけにもいかないわけで・・・具体的な返事に伴う経済制裁の緩和をひきだす為に、拉致問題について何らかの具体的な動きを示さなくてはいけなくなりました。


先ずは第一関門。


では、ここから何が出来るのが。


国民ができることは何か?


官を動かすには民の動きも重要です。


これから・・の為の話を今日は書きたいと思います。


といっても、言うべきことはつぶやきのほうで既に書いてあるのでそれをまとめようと思います。


※あくまでも自分なりに色んな人の意見を参考にして仮想した持論ですのでご容赦ください。


勇ましことばかり言っても拉致問題は解決しない。


勇ましいことばかり言っても拉致問題は解決しません。先ずは、一人でもいいので取り戻すべき。制裁解除については全解除ではなく段階解除で。全真相を明らかにして最後の一人を取り戻すまで、暫定的解決に持ち込ませない事が大事です。


もしかしたら・・・北朝鮮側はリストにも名前があがっていない拉致被害者を数名だして、「これで、拉致問題はすべて解決。」とか言ってくるかもしれませんが・・・それに耐える【世論】をつくるのが救出団体の戦いの本番です。


数名づつでもいいから取り戻して、少しづつ真相を明らかにすることも視野にいれなくてはなりません。


その為には、最後の一人を救出するまで「暫定的解決」に持ち込ませない事が肝要です。


数名だけ、帰国して「拉致問題は、解決済み。」とか言われても、国民が認めないこと。諦めないこと。最後の一人を奪還するまで訴えること。全ては国民の意志にかかっています。


拉致問題の全面解決のラインについての線引もこれから議論することになるでしょう。


政府認定の拉致被害者の面会・帰国というライン。


特定失踪者問題調査会の拉致濃厚な特定失踪者の面会・帰国というライン。


警察発表の拉致濃厚な失踪者の面会・帰国というライン。


帰国事業帰還者日本人妻の面会・帰国というライン。


政府・調査会・警察・帰国事業帰還者日本人妻のリストに載っていない拉致被害者の面会と帰国というライン。


この様々なラインについては、特別譲歩する必要もなく誠実な対応を北朝鮮側にしつこく要求すればよいわけです。


拉致被害者の帰国によって明らかになる問題もあるわけですから、今までの概念や予測が大きく変化する可能性があるので時間が経つにつれて全容が明らかになることもあるわけです。


日本側も調査団を派遣して、調査をする必要があることは言うまでもありません。


その、きっかけをこれから作らなければならないでしょう。


面会というのは、拉致被害者も永らく北朝鮮で暮らしていることで「生活の基盤」があるため帰国に難色をもっている場合もあるかもしれません。(結婚や出産等)


在日コリアンも、ずっと日本に住んでいますが・・・「生活の基盤」があるから祖国に帰りたくても帰らないわけです。


それを考えると家族の再会を先ずは果たすために、ハードルを一段階落とした面会という対応も必要ではないかと思います。


面会ということならば、帰国しにくい事情があっても再会の第一歩のハードルとして超えやすいと思います。


面会すれば、いずれ帰国も可能になります。


とにかく、拉致被害者と家族の再会を優先して考えると・・・面会というステップも自分はありだと思います。


これまでの硬直化した奪還論ではなくて、帰国〜面会まで幅をもたせた奪還論によって政府認定、特定失踪者、帰国事業帰還者日本人妻の救出ラインを拡げることが肝要であると思います。


今回の北朝鮮側の返事を導いた決定的な動きは、横田夫妻とキム・ヘギョンさんの面会から既にはじまっていたのだと自分は確信するものであります。


幅広い救出ラインを設定すれば、特段と全面解決のラインを設定する必要もないわけです。


経済制裁は段階的解除で相手が歩み寄れば・・・こちらも歩み、相手が退けば・・・こちらも退く、タフな外交交渉が求められます。


この交渉も民が訴えることにより、実効的な【世論】を作ることが肝要です。


政府を【世論】の後押しで動かすのです。


マスコミや変な評論家の戯言に付き合う必要はありません。


言葉のとおり、最後の一人まで奪還するということであります。


横田夫妻がキム・ヘギョンさんとの面会という虎穴に入って空けた風穴を拡げることが大切です。


これからが、日本国民のブルーリボン運動が重要になるわけです。


先ずは一人でも救う。そして最後の一人まで救う。


拉致被害者救出実現のため、日本国民の力を金体制に見せてあげましょう。


戦いはこれからです。


共に尽力してまいりましょう。



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拉致問題を考える川口の会活動報告ページ
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しおかぜ通信
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特定失踪者調査会
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蒼き星々
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大阪ブルーリボンの会
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秋田美輪さん
1964年生まれの美輪さんは大学から神戸松蔭に入られ、1985年12月4日、当時神戸松蔭女子学院大学文学部国文科四回生在学中に(当時21歳)突然校門付近から失踪されました。
翌日兵庫県日本海側の竹野浜から美輪さんの所持品が見つかるなど、兵庫県警の捜査の時系列をたどるうちに、現在北朝鮮の拉致の可能性高い特定失踪者とされています。
秋田美輪さんの調査・及び救出へのご理解、ご協力をお願いします。



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