【TPP】大筋合意を急ぐ必要はない。漂流せよ。

この不可思議なニュースですが二つのニュースを並べて読んでください。


Reading:政府 TPPでカナダに協議加速を要請 NHKニュース http://nhk.jp/N4KQ4GTP


東京新聞:TPP閣僚会議 関税撤廃時期で対立 自動車・自動車部品 :経済(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015071902000111.html


このニュースを二つ並べて読み取れるのはTPP交渉で日本側は自動車と自動車部品の早期関税撤廃を求めているわけです。


米国側は事前協議の合意に基づき関税の長期維持を主張しており、カナダは米国側に同調して長期維持を主張しています。


しかし、交渉に慎重なカナダに対して日本は大筋合意に向けた協議加速を要請しています。


ここでNHK側の報道を見ると・・・「カナダは、国内の生産者保護のため、鶏肉や乳製品などの生産や輸入量を政府が管理している今の制度を維持したいとして、市場の開放に慎重な姿勢で、各国との交渉が大幅に遅れていると指摘されています。」


と書いてあります。


ここまで読んだら解ると想いますが、TPP交渉は合意せず漂流したほうがカナダにとっても日本にとっても得ではないでしょうか?


関税撤廃といいますが、自動車も部品も日本は海外で製造していますので既に日本の自動車産業は関税の外側にいるわけです。


国内生産者の保護のために慎重な姿勢のカナダのほうが自国民に対して誠実だと想います。


協議加速を日本がカナダに要請する道義は全くありません。


こうなるとカナダがTPP交渉に大筋合意するか?漂流するか?の重要な位置にあることが解りますね。


ここはTPP反対派はカナダの態度に注目してアクションを起こすのもありかもしれません。


問い合わせの多いクエスチョンだったのでアンサーを書きました。



殺風景なので可愛いアイドルの動画を貼っておきます。
こぶしファクトリーラーメン大好き小泉さんの唄」LIVE https://youtu.be/gwLBU9lBnPc @YouTubeさんから


にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村


政治 ブログランキングへ