【堺市】北朝鮮人権侵害問題啓発週間展示レポート

北朝鮮人権侵害啓発週間

毎年12/10〜16は、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」です。国と地方自治体は、この週間の趣旨に適うように、様々な事業を実施しています。
http://www.rachi.go.jp/jp/shisei/jinken.html

大阪府堺市堺市役所で北朝鮮人権侵害問題啓発週間のパネル展示が実施されました。

拉致被害者とその家族の絆を示す数々の写真。

拉致被害者と被害者家族の生活の記録。

横田めぐみさんや田口八重子さんの幼いころの写真。

若いころの家族会のご両親が幼少の拉致被害者を抱き上げている姿。

兄弟で写っている写真。

みんな、みんな普通の家族だった。

普通の兄弟だった。

普通のありふれた家庭・・そこにあった、幸福なささやかな幸せ。

それがある日、一瞬に消えてしまったのです。

突然、人が消える。

透明人間にでもなったかのように、アベックが連続で蒸発したり、部活帰りの女子中学生が自宅の前で消えました。

警察にいっても窓口は生活安全課だったそうです。

しかし、人間が何の理由も無く消えるわけは無いのです。

原因があって、結果があります。

それらが拉致として認知されるようになるまで20年以上の歳月がかかりました。

そして蓮池薫さんら五人の拉致被害者が帰国しました。

しかし・・まだ帰ってきていない拉致被害者・・そして拉致の可能性が極めて高い特定失踪者が約
500名もいるのです。

横田めぐみさんは亡くなったと北朝鮮当局は発表しましたが死亡診断書とカルテは偽造品で遺骨は動物の骨と他人の骨でしかも2度焼きされたものでした。

横田めぐみさんは生きています。

特定失踪者秋田美輪さんについては、かなり北朝鮮に幽閉されている証言が多く生存確実と専門家は見ています。

秋田美輪さんは生きています。

拉致被害者、特定失踪者は生きています。

この拉致問題は実は、日本だけの問題ではありません。

韓国や東南アジア等、世界各地で北朝鮮による拉致が実行されています。

そして北朝鮮に行った数多くの日本人妻の皆さん・・地上の楽園と謳われた帰還事業で北朝鮮に渡ったのですが・・地獄のような生活を送っています。

日本から帰国した朝鮮人及びその日本人妻はスパイ容疑をかけられ厳しい監視下で生活と強いられ、中には強制収容所に収容されて生き地獄の生活をしているという情報が入っています。

脱北しても家族を人質にとられていて、やむ得ず北朝鮮に戻るという悲劇も現実にありました。

北朝鮮の苦しい生活から逃れるため、北朝鮮から脱出する朝鮮人民も毎年増えています。

しかし、中国に脱北しても多くは北朝鮮に連れ戻されたり・・中国で人身売買をされたりしています。

連れ戻されたら強制収容所と強制労働が待っています。

公開処刑になる場合も勿論、あります。

この公開処刑については、飢えで大根を盗んだだけの少年、少女もその刑罰の対象なのです。。

公開処刑を見なかったら、強制収容所です。

北朝鮮人権侵害問題啓発週間につきましては、北朝鮮の人権問題について色んな地域でイベントを開催しています。

もう終わったものもありますが、例えばまだこんなことをしています。

救う会HPでは、
http://www.sukuukai.jp/index.php
12/19 熊本県熊本市
12/18 兵庫県加西市
12/16 愛媛県松山市
12/14 福岡県春日市
12/12 埼玉県さいたま市
12/12 奈良県奈良市

特定失踪者問題調査会では、
12月18日(土)19:00〜「北朝鮮に拉致された日本人の救出支援集会」(加西ブルーリボンの会主催)
加西市民会館(兵庫県加西市北条町古坂1-1 0790-43-0160)
荒木代表が参加
問合せ先:丸岡代表(090-8794-2989)

家族会の予定表は、
http://www.interq.or.jp/power/masumoto/kazokukaiyotei.html

堺市役所では、
12月10〜16日、市役所本館1階で。無料。直接会場へ。
問合せ:人権推進課(TEL 072-228-7420 FAX 072-228-8070)

等、各地でイベントや活動がありますのでご協力をお願いします。

堺市北朝鮮人権侵害問題啓発週間パネル展示はどなたでもご覧いただけます。

お時間のあるかた、近隣のかたは是非ともご覧頂きますようお願い申します。

12月16日迄、どうぞ堺市役所北朝鮮人権侵害問題啓発週間パネル展に気軽にお越しください。

北朝鮮の人権侵害問題の早期解決を!皆さんのご協力をお願いします。


神鬼