農作物が心配ですね。

西日本、16日から大雨の恐れ
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110615/Jiji_20110615X813.html

いやあ、大阪もよく降ってます。

西日本の農作物が心配です。

東日本大震災で東日本の農業が災害と人災(無能政府)で多大な被害を受けています。

このような状況で西日本で水害が起きたら、凄いダメージを国、国民が背負う事になりかねません。

農家の皆様が精魂込めて作った農作物にとって恵みの雨になれば良いのですが・・・。。

とにかく。。

山の神、村の神、里の神、川の神、海の神を敬い、農家の皆さんに感謝して食物をいただき、今一度食品関連に襟を正して考えようと思います。


食品問題といえば。。

農林水産省からこのような事が発表されています。

遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集(パブリックコメント)について

農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html

上記ソースより抜粋

(5)本件に関する審査
これらの審査に当たっては、カルタヘナ法、標準手順書等に基づき、生物多様性影響評価を行いました。学識経験者からは、承認申請のあった第一種使用規程に従って使用した場合に、生物多様性への影響がある可能性はないとの意見を得ました。

↑??????

本当でしょうか。。

自然食品でさえ、免疫力の低下によってアレルギー反応を起こす症例が報告されています。

私たちの生活に欠かせない食品・・それは人間の生命に直結する問題です。

そして現在、日本はその食品を海外からの輸入に頼っています。

マスコミが中国のスイカが爆発したというニュースを煽る一方でこのような食品ビジネスが展開されようとしています。

アグリビジネス

http://eco.kinomama.jp/lohas/yogo/337/cat224/post_3108/

以下上記ソースより抜粋

アグリビジネスとは、農業関連産業のこと。

種苗、種畜、飼料、肥料、薬品、農業用施設・装置などの農業用資材のほか、農産物や食品の貯蔵、加工、流通など幅広い分野が含まれる。幅広いビジネスを指す。

農林水産業による「農政改革大綱・農政改革プログラム」によって、農業法人規制緩和が進み、商社や食品会社などによる農業関連産業への新規参入や、バイオテクノロジーを利用した有機農産物の生産など、従来の農業から企業主導の新しいビジネスモデルへと移行しつつある農業関連産業を指して使われる。

しかし、途上国でグローバル企業などが進めるアグリビジネスによるモノカルチャー(単一品種の作物を栽培すること)や遺伝子組み換え生物・食品(LMO/GMO)がおよぼす地域固有の生物や地域社会経済への影響などが懸念されている。

↑んで。。農林水産省のこれ。。

(5)本件に関する審査
これらの審査に当たっては、カルタヘナ法、標準手順書等に基づき、生物多様性影響評価を行いました。学識経験者からは、承認申請のあった第一種使用規程に従って使用した場合に、生物多様性への影響がある可能性はないとの意見を得ました。

これって、食品利権でしょ。

食品を自給できない、食品途上国である日本でグローバルにアグリビジネスを展開するという事は・・アグリビジネスによる地方社会経済の利権獲得を後押しするようなものです。

これとTPPで完全に日本の地域産業である農作物はますます外圧で苦しい状況に追いやられ、日本の農家が駆逐される可能性はないのか。

TPP問題参照
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=1800

主権国家の条件として、食料・エネルギー・軍事は原則として自給自足であることが条件です。

食料・・つまり農林水産業グローバル化・自由化は食の安全性のみならず、主権国家としての問題を内包しています。

本来の農林水産業のありかたとは、遺伝子組み換えでもなければ外国に依存したグローバル化や輸入、輸出の問題ではありません。

国内の食料を自力で賄える事が肝要です。

なにを間違ったか農林水産省には、この原則が全くと言っていいほど欠落しています。

このままでは、日本の生殺与奪権を海外にミスミス持たせる事になりかねません。

パブリックコメントで意見を提出しましょう。

農林水産省
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/nouan/110523.html
上記はPCからの意見提出も可能です。詳しくご覧ください。


私は、このような感じでコメントを書きました。

遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認について疑問があります。

一般財団法人
上越環境科学センターより一部抜粋
http://www.jo-kan.or.jp/mamechishiki/idensi.html

遺伝子組み換え食品の是非については、特に食品として直接摂取するものでもあり、いろいろな立場から賛否両論が交わされています。
その問題とされている論点を整理すると以下の3点に集約されるようです。

(1)人の体に害をもたらさないか
作物に導入されている異種の遺伝子やその生産物は安全なものといえるのでしょうか。新しい遺伝子が生まれたり、これまで働いていなかった遺伝子が働き初め、毒となったりアレルギーを引き起こすことはないのでしょうか。
この問題について、厚生労働省では「実質的同等性」という概念を打ち出しています。
導入する遺伝子の性質がはっきりしておりほかの性質が従来品種と変わらなければ、これまでの種類と同等と見なす、という意味です。
しかし、一部の消費者団体は「微量の異物を長期に摂取したときの慢性毒性の評価がない」と批判しています。
実際には、人体毒性が現れる可能性はかなり低いと考えられます。
企業は、遺伝子導入後に作物として商品化するまで、長い年月を掛けて性質を詳しく調べているからです。しかし、確率ゼロとは言い切れないのが生物の世界です。特にアレルギー誘発の可能性に関しては「今後の詳細な検討が必要」とする研究者も多く、食品としての安全性は灰色ということになります。

(2)生態系に害はないのか
除草剤耐性を持つ作物について心配されているのは、導入遺伝子が花粉によって雑草などへ運ばれ組み込まれてしまうことです。
農水省は可能性が低いことを実験で確認したとしていますが、その実験方法に疑問を投げかける研究者もいます。
また、除草剤をかけ続ければ耐性のある雑草が急激に増える危険も否定できません。
また、害虫抵抗性の作物の場合にも、ターゲットとした害虫以外の虫への影響がゼロとは言えず、確率としては低いものの条件が揃えば害になり生態系を乱す可能性も否定できません。

(3)一部企業の食料支配の可能性
化学メーカーの一部が、除草剤とその耐性作物の種をセットにして世界中に売り込んでいるものもあります。
また、種を育てて実らせた2代目の種からは芽が出ないようにする遺伝子組み換え技術を検討していた企業もありました。
こうしたことから、市民団体の中には企業の食料支配を心配する声も上がっています。

抜粋おわり

上記問題点を考えるた上で、遺伝子組み換え食品等の安全性について、絶対安心という事は無いと思います。

まして、食品は主権国家として自給自足が出来るという事が重要です。

遺伝子組み換え食品ビジネスによる一部企業の独占やアグリビジネスへの懸念も考えられます。

アグリビジネス
http://eco.kinomama.jp/lohas/yogo/337/cat224/post_3108/

地域産業である農業と従事する農家を、ますます苦境に追い込む事になりかねないと懸念しております。

本来の農林水産業のありかたとは、遺伝子組み換えでもなければ外国に依存したグローバル化や輸入、輸出の問題ではありません。

国内の食料を自力で賄える事が肝要です。
第3国に頼るような食品依存をますます推進させるような行政には断固反対します。

宜しく、お願いします。

以上

上記、意見をパブリックコメントとして送信しました。

参考までに。


この日記をご覧の皆様も、ご自身の意見、要望をパブリックコメントとして農林水産省に提出していだけますよう、ご協力をお願いします。

日本の農業、農家の皆さんを守る為です。

そして、それが皆さんの生活と命を守る事になります。

省庁に意見・要望のパブリックコメントをすることは有権者・・つまり主権者国民として全然恥かしい事ではありません。

みなさんの声を聞くために、意見・要望のパブリック・コメントを募集しているのですから遠慮する必要なありません。

奮ってパブリックコメントを提出しましょう。


神鬼