10・23右から考える脱原発デモin銀座汐留生中継レポート


※写真は右からの脱原発デモで配布された小太郎チロルチョコレート


10月23日(日曜日)晴れ


右から考える脱原発デモin銀座汐留が開催されました。

参照
http://maruta.be/anntokyo1107/40

水谷橋公園→昭和通り→銀座東5左→読売新聞前右→朝日新聞前右→電通前→日テレ前→外堀通り→新橋駅前→新橋2丁目右→東電前→外堀通り数寄屋橋→有楽橋右折→水谷橋公園を常時約150名がデモ行進に参加しました。

デモ行進ご覧になれば解るように、今回のデモ行進のテーマはズバリ!

〜真実を伝えないマスコミを許すな!〜

でした。

デモ行進によるコースも抗議先のマスコミ各社、東電を通過するという奇跡のコース。

読売新聞

朝日新聞

電通

日本テレビ

東電

政府の大本営に堕落したマスコミと利権体質の象徴的存在である電通

そして、自らの責任を一切省みない東電。

同心円という避難区域基準を未だにブラウン管にぶら下げているのは何故だろうか?

放射線物質は、原爆や水爆による爆発ならば同心円上に被害が広がるでしょう。

しかし、原発事故の場合はSPEEDIによって風向きや地形を計算して汚染地域を判断・測定して避難指示をださなくてはなりません。

民主党原発事故後にSPEEDIによる放射線物質の分布・・即ち汚染予測を隠蔽し、同心円による避難命令を出したのは周知の通りですが、マスコミはこれを全然追求せずに大本営発表の如く報道しました。

その結果、福島第一原発で水素爆発が起きたときに悲劇は起きました。

民主党によるSPEEDI隠蔽事件

なんなんでしょうかこれは?

原発事故後に風向きが海側の時に原発に行って、帰った後に子供達が避難所の外で食事をしている際にベントをさせて福島原発を水素爆発させています。

SPEEDIよる予測をきちんと政府やマスコミが報道していれば、8時間もあったのですから・・子供達は避難することが出来たはずです。

これは、政府と政府の大本営発表機関に堕落したマスコミが引き起こした悲劇です。

森まさこ議員は自民党の議員であり、自民党がこれまで原子力推進事業をやってきたのは確かです。

安全神話というものを喧伝した原子力事業は誤りであったと思いますし、当時からの政権与党であった自民党にも責任が無いと言いません。

私も自民党を支持してきたのですから、当然責任は重く受け止めております。

しかし、甘えさせていただくのであれば。

森まさこ議員や私が生まれて物心がついた頃、既に・・・原子力発電所はあったのです。

この日記を読まれている皆さんも・・そうでありましょう。

事故前の責任について犯人のように言われても、どうしようもありません。

それよりも、国民が一致団結して事故後の対応と原発事故の収束を考えることが得策であると考えます。

森まさこ議員の訴えを見て私は笑えません。

子供達が被曝をしたという前提で、福島選出の国会議員としてあらゆる政策を菅総理に願い出ても一切無視されたのです。

原発を推進してきた自民党の議員が何を言うか?と嘲笑したい人は笑えばいいでしょう。

その程度の認識では・・・今回の福島原発事故についての問題意識として、全くお話にならないと申し上げたい。

夏休みの期間のサマースクール実施や、臨時の林間学校実施という森まさこ代議士の提案は脱原発の皆さんが盛んに言うところの学童疎開であります。

そして、子供達へのホールボディカウンターよる被曝線量測定を提唱していたのも森まさこ代議士です。

私は別に自民党を支持しているから、この動画の話しをしているわけではありません。

自民党の宣伝の為でも、免罪符を得る為でもありません。

原発事故後の政府とマスコミによる杜撰な対応を象徴する体表的な例として、この国会の動画を紹介しているです。

これは、ほんの一例です。

政府とマスコミによる人災は、今後も追及します。


話を元に戻しますが、右から考える脱原発デモは色んな方が参加されています。

右から・・と銘打っていますが、右とか左とか関係なくデモの主旨に賛同した方が自由に参加しているデモです。

福島の復興、子供達の安全、食の安全を第一に考えています。

全ての原発を今すぐ停止せよという急進的な主張でもありません。

犯人探しをしているわけでもありません。

それぞれの想いが集まって、右から考える脱原発デモは活動をしているのです。

この動画を見て頂ければお解り頂けるでしょう。

【'11.10.23】右から考える脱原発集会&デモ マスコミは真実を伝えよ!

このデモで糾弾したマスコミ各社、東電や電通といった企業に自省を促し、責任をもって対応するように訴えております。

人命より優先される報道などないのです。

ジャーナリズムの体を失い、社稷を思う心を無くした企業に未来はありません。

震災前と同じような意識では、この日本の国家・国土・国民を守ることが出来るわけもありませんよね。

上記動画の日章旗は、伊達や酔狂で掲げているわけではないのです。

日本の未来を担う、子供達の命を助けることに何の躊躇もいらないのではないのでしょうか?

このデモに参加された左派の方も、日章旗に対しては色々あるでしょう。

それでも、自分の思想や信条に拘らず子供達の命と未来の為に参加されているのです。

私達はチェルノブイリ原発事故の教訓を忘れてはいけません。

チェルノブイリ原発事故では軽い放射性物質による被爆と重い放射性物質による人体への被爆で多くの犠牲者や受難者が悲惨な事態に遭っています。

福島第一原発事故では、軽い放射性物質による被害は確認されておりません・

しかし、重い放射性物質の影響は未知数であり・・4〜5年の年月を経過しなければはっきりと解らないという問題があります。

重い放射性物質は、やがて地面に落ちて地中や地下水に沈んでいきます。

地中に含まれた放射線物質を吸収した農作物を子供が食べたり、放射線物質に汚染された干草等を食べた牛のミルクを乳幼児が飲んだりする事により被曝することを内部被曝と言います。

この内部被曝については目に見えないのは当然ですが、影響が出るまで4〜5年ほどの年数がかかるという問題があります。

こういった問題が起きるか、起きないか・・それは現在の段階では解らないのです。

では、どのように対応すれば良いか・・危険性を認識した上で安全策をとるのか?

それとも、安全であるという認識の上で何も対策をせずに事態を放置しておくか?

私は、前者です。

危険性を認識した上で、事前に措置をするのが常識ではないのでしょうか?

原発そのものについても、放射能漏れによる甚大な被害やリスクを考えれば・・・それに代わるエネルギーや発電方法があるのであれば、そのほうが良いに決まっていると思うのです。

放射能漏れだけではなくて、核廃棄物の問題もあり・・これは日本だけの問題ではありません。

世界中核兵器だらけですが、どんな兵器にも耐久年数があります。

保有国なんぞ、放っておけば単なる危険なゴミになった核兵器の処分でジタバタするのが関の山です。

【盛者必衰】の理です。

核武装については、私は否定しないという「あやふや」な立場ですが・・・放っておけば核兵器保有国が自ら開発した危険ゴミの処理で困窮する無様な醜態を見ることになると思うので多くを語る必要も無いと思っています。

まあ、核兵器を日本に向けている国がある以上・・・日本は核兵器を持っていると思わせるのもひとつの戦略としてありです。

そういう意味で否定はしません。

しかし・・・この世にあるものは全ていつかは滅びゆくという事を忘れてはなりません。

私達に寿命があるように、形あるものは必ず壊れるものなのです。

これを仏教で【諸行無常】と言います。

この世に常なるものはないという事を悟られねばいけません。

故に、この世に生まれてきた命は全て尊いものです。

子供達の生命と未来のために・・みんなで考えてまいりましょう。


神鬼


退役組の原発行動隊、現地へ
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110300031.html
若い命に未来を託す。現役組の皆様の志に敬意を表します。


右から考える脱原発ネットワークWEBサイト
http://maruta.be/anntokyo1107


右から考える脱原発ネットワークツイッター
http://twitter.com/#!/anntokyo1107


先ずはコミュニティに参加して、みんなで考えてみよう。
右から考える脱原発ネットワークコミュニティ
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針谷大輔ブログ
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