国防を考える我々がなぜ脱原発に走るのか?生中継レポート

11月7日月曜日に渋谷ネイキッドロフトで開催された「国防を考えう我々がなぜ脱原発に走るのか?」について感想を簡単に書きたいと思います。

まず、冒頭の鈴木邦男さんによる拉致問題横田めぐみさんの娘であるキム・ヘギョンさんの結婚に対する発言について家族会公認のブルーリボン運動の末端として見解を述べさせて頂きます。

北朝鮮による日本への東日本大震災への支援に対する発言。

まず、これは論外です。

自国民に餓死者を出しながら、日本人拉致という現在進行形のテロ犯罪をしている国家おぼしき巨大な強制収容所が、日本に何を支援するというのか?

そんな支援は要らないので、速やかに日本人拉致被害者を無条件で全員返還し、その他の苦しめている人々を解放せよと言わなければいけません。

キム・ヘギョンさんの結婚について、鈴木邦男さんがご両親がお祝いしたいならすれば良いし、自由に会いに行けば良いと仰っておりましたが、横田夫妻もそれが出来ればそうしております。

しかし、それによってキム・ヘギョンさんや横田めぐみさんの身柄を返還するという話ではありません。

拉致問題を暫定的解決に持ち込もうとしてる北朝鮮の狙いを見抜かねばなりません。

北朝鮮日朝平壌宣言後の拉致問題に対する姿勢は、一貫して「拉致問題は解決済み」というものです。

横田めぐみさんの偽の遺骨(動物の骨と他人の骨を二度焼きしたもの)、偽造カルテ、偽造診断書を提出されるという屈辱的な事件があった事もあり、こちらも横田めぐみさんの生存と奪還については一歩も譲れません。

ゆえに、横田夫妻もキム・ヘギョンさんにすぐにでも会いたいという感情を耐え・・・横田めぐみさんや拉致被害者全員(特定失踪者を含む)の奪還の為に日本独自の経済制裁に望んでいるわけです。

先輩である鈴木邦夫さんに対して苦言を呈するのは、誠に心苦しいのですが「北朝鮮拉致問題については、お願いだから黙っていてもらえませんか?」と敢えて厳しい指摘をさせて頂きます。

それではイベント本編について、感想を書きたいと思います。



トークの概要をふり返りますが、かなり端折りますのでご容赦ください。

脱原発運動を利用して人数を集めようとする動きや一般の右とか左とか関係なくやろうという動きがある。

旧来の一部左翼のだけの運動ではない。

一部の左派セクトセクト主義化してしまい、左翼じゃない右からの脱原発ツイッター脱原発デモ等の流れが起きている。

右は脱原発運動は左翼の運動であるという見方をしているので、脱原発を主張することは左を利するとう理由だけで原発を推進している。

核武装原発の問題とは関係ないのに、核兵器の開発に原発は必要だという認識が原発推進派に右が多いという問題もある。

左翼の脱原発運動を警察も被災地に行っているので理解したいという気持ちもあるが、実際にデモで一部が暴れたり指示に従ってくれなかったら・・・積年の警察と左翼の対立が原因で警察が高圧的な対応に出てしまう。

田母神さんは自衛隊の元指揮官であるから、何があっても原発は安全だと言いはるしかない。隊員の士気に関わるのでこれは仕方がない。他の保守論壇原発推進とは事情が違う。

問題は国会議員の対応であり、自衛隊、警察、消防は日々訓練しているので対応できるが政治が原発事故に対応できない。

民主党の対応の遅さ。菅は、政治主導と言いながら原発事故の現場に行って邪魔をしただけ。

但し、菅が福島原発事故から東電が撤退しようとした時に叱咤して撤退させなかった一点だけは評価できる。(※裏取りが正しければ)

だが、避難指示やSPEEDIの隠蔽の件は批判されるべき。

推進派にも反対派にも過剰な危機論をふりかざす傾向の人がいる。

日本には実は言論の自由がなかった。

右翼と警察の関係・・・。。



上記がトークの概要ですが、今回のトークについては特に左派サイドにとって非常に興味深い内容であったと思います。

私は、右から考える脱原発ネットワーク発足当初から上記の問題を関係者と一緒に考えてきたので、ある意味「おさらい」としてとても勉強になりました。

とりあえず、右からと銘打っていますが右から考える脱原発運動のチラシや風船のアイデアは心情左派の方の提案だったりします。

右左の思想対立や、右セクトの為の運動ではないのです。

脱原発運動は、右翼の運動でも左翼の運動でもなく、日本で起きた福島第一原発の被害から我々の故郷と家族をまもるための手段であって、目的でもないんだと思います。

目的は、みんなの住んでいる故郷の生活や家族の命を守ることです。

福島第一原発事故は、私たち日本人全員の問題です。

推進派も推進するのならば、絶対に事故を起こさない・・誰も犠牲にならないという確約の元に推進するべきです。

人の命の犠牲の上に・・・何かを建てるのは、もう止めませんか?

簡単なことです。

戦争になれば核兵器という脅威もありますが、戦争もしていないのに核という脅威によって国民の生命が危機に晒されたという現実を考えなければなりません。

被災地では子供達を守るために親たちが必死に幼保園や学校の除染をやっています。

笑えますか?笑えないでしょう!

放射能は身体に良いと言いますが、日本政府の年間被曝量暫定安全基準値は正しいのでしょうか?

外国の大人の安全基準値を、日本では子供達に適用してるのです。

このような欺瞞を許してはなりません。

今後も、更に皆さんと一緒に福島第一原発事故について考えていきたいと思いました。



最後に余談ですが、若い世代の保守層の日章旗を沢山持って歩くデモについて、保守サイドで活動をしてきた立場として説明をさせて頂きます。

若い世代がch桜、頑張れ日本、フジテレビ抗議等でそれぞれが自前の日章旗を持ってきて歩いている事や、日の丸を纏ったりしている行為についてnoiehoieさんが批判をされておりましたが・・・何故そうなったのか?

根本的な流れをnoiehoieさんが理解されていないので、説明をさせて頂きます。

あれは北京五輪の長野聖火リレーで盛り上がったフリーチベット運動が背景にあります。

当時は保守運動も、日章旗はあまり掲げておりませんでした。

せいぜい、街頭演説をしたり年に一度どこかの大会場を借りて国民大集会をやる程度で・・デモ等はごく僅かでした。

そんな最中、右左共闘としてフリーチベット運動というムーブメントが起きたのです。

わしら保守陣営は細々とチラシ配り、ポスティング、インターネット周知活動をしていた傍ら、フリーチベット運動やウイグル運動と合流していた時期です。

当時、チベット旗をたくさん持ったフリーチベット勢が、長野聖火リレーで中国の五星紅旗を持った中国の留学生と激突したのを見て否応なく感化されたのです。

針谷さんが、日章旗を沢山掲げているのは中国の影響でしょと言ったのは誤解で、フリーチベットの影響だと申し上げます。

右からの脱原発ネットワークコミュの副管理人である群青さんとネットで知り合ったのも、この頃です。

日本全国チベット旗で埋まる勢いを見て・・・違和感と同時に感化された部分もあって複雑だったのを思い出します。

フリーチベット運動では日章旗の是非について、毎回各所で議論が紛糾しました。

フリーチベットウイグル内モンゴルという3民族支援、台湾支援、法輪功支援など各所に自分も参加しました。

大阪ではウイグル運動の主催サイドに自分もいたのですが、自分は日章旗を持ったり身体に身につけて歩いたりしていました。

フリーチベットの人がチベット旗をスカーフにしたり、マントにしたり、身体に巻きつけたりしているスタイルを見て自分達も真似をしたのがそもそものはじまりです。

プラカードや横断幕を持つため日章旗が持てないので、背中にマントのようにまとったりしていたのも事実です。

徐々にですが、日本各地にフリーチベットやその他の運動に日章旗を持っている人がちらほらと現れだしました。

最近、日本に帰化された日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ代表も「皆さん日章旗も遠慮なく持ってきてもらいたい」と仰っていたので日の丸を持参する人も全国に徐々に増えていきました。

それでも、日章旗を持って行くと・・・翌日には2ちゃんねる掲示板で袋叩きというオチもありました。

挙句、ある団体によって日章旗お断りやブルーリボンお断りという団体もありました。

ある人は保守へ。

ある人はブルーリボン運動へ。

ある人は人権活動へ。

みんなそれぞれ、当時の若者達は色んな運動体を自分で立ち上げたり合併したり、分裂したり繰り返しました。

ウイグル、台湾運動ではNHK抗議あたりから日章旗少数民族旗をそれぞれ自由に掲げるスタイルになりました。

その第一回大阪NHK抗議活動の主催サイドにいた自分ですが、日章旗を背中にまとうのはやめてくれという意見が後日殺到したのでそれは敢えてやらなくても良いと思い現在ではやっていません。

しかし、当時の名残りは現在も残っているというのが実情で、フジテレビの抗議でも大勢の若者が日章旗を持参して色んなスタイルで持ったり身体にまとったりしている人もいるというのが自分の感想です。

という事は・・自分だけでないにせよ・・若者たちが日章旗の扱いで注意される原因は自分にもあります。

それについては、とても申し訳ないと思っています。

この場を借りてお詫び申し上げます。

ただ、針谷さんとnoiehoieさんには、その辺の事情も知って頂きたいと願うものであります。

日章旗をわざわざ嫌いな人の前で掲げる必要なく、先頭に一本あれば良いという意見も理解しますし、日章旗の赤い部分に文字を書くのは不適切だという意見は正しいと思います。

但し、現在の若者たちがひとりひとり自分の日章旗を持ってデモや抗議活動に参加するという気持ちもわしには痛いほど解るのです。

日本中がチベット旗だらけなったときに、日本中を日章旗でいっぱいにしたいという想いを持った自分達の姿がそこに見えるからです。

FREEJAPANという新しい運動が、そこに垣間見えるのではないのでしょうか?

日章旗について学校で学ぶことも無く・・弱腰外交を見てきて育った若者たちが、自前の日章旗を持って歩くことについて自分は応援したいという立場です。

中国の若者たちは五星紅旗を国家に強制されて掲げていますが・・・日本で日章旗を掲げている若者はそうではない!

わしは、日章旗を掲げる若者たちの行動を理解してあげようと思います。

最後に。

今後も脱原発運動が、本当に国家の安全と国民の生命を守る運動として・・右も左も関係なくすべての国民の皆さんにご理解を頂けますよう願っております。


神鬼



国防を考える我々が、なぜ脱原発に走るのか!?動画

1 http://www.ustream.tv/recorded/18370029

2 http://www.ustream.tv/recorded/18371715



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