【訂正・追記あり】藤田進さん(新潟)のお母さん逝去【調査会NEWS1515】(26.4.2)

【お詫びと訂正】特定失踪者、藤田進(新潟県)さんのお母さんの追悼を日記、つぶやき、ブログで報告しましたが川口の藤田隆司さんの同姓同名のお兄さんである特定失踪者、藤田進さんと混同して書いてしまいました。内容を修正します。関係者の皆さんに心よりお詫び申し上げます。すみませんでした。

木島伸一拝



特定失踪者問題調査会:荒木代表のFacebookより転載
https://www.facebook.com/kazuhiro.araki.9?fref=hovercard



以下転載



藤田進さん(新潟)のお母さん逝去【調査会NEWS1515】(26.4.2)

 昭和40年に新潟県青海町(現糸魚川市)で失踪した藤田進さんのお母さん、フミさんが3月30日逝去されました。

 藤田さんのところには一昨年8月、1万キロ現地調査で訪れました。このとき既にフミさんは92歳でした。ご自宅で収録した「しおかぜ」のメッセージは次のようなものです。新聞の折り込み広告の裏に書かれたメッセージを一所懸命読んでおられました(写真)。

 進、かあちゃんはお前のことを忘れた日はありません。昭和40年3月26日カレーを食べて出かけけたあの夜から忘れたことはありません。この空の下にどこかで生きていると信じています。かあちゃんががんばっております。必ず生きて会いたい。

 ご自宅を辞して海岸に向かうとき、フミさんは両手を合わせて私たちを拝むようにしておられました。息子さんを思う母の気持ちと、消息一つお届けすることのできない私たちに頼らねばならない現実を思うとき、その姿には皆胸の塞がれる思いでした。

 昨日(4月1日)糸魚川市内でお通夜が執り行われました。私も今日の葬儀には参列する予定です。行ったところで何の弁解もできないのですが、せめてお詫びをしなければ、と思っています。

 なお、このときのフミさんの「しおかぜ」メッセージを含めた1万キロ現地調査第10回(山梨・長野・新潟)の模様は戦略情報研究所の映像配信「隼チャンネル」でご覧になることができます。

http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html

(「隼チャンネル」の第4回「第10回 1万キロ現地調査報告 山梨・長野・新潟 大町ルート編」のところをご覧下さい)



以上転載終わり



この度は、本当につらい悲しい事になってしまいました。


心よりお悔やみ申し上げます。


私も拉致被害者救出活動の末席として、大阪ブルーリボンの会のボランティアに参加させて頂いておりますが拉致被害者・特定失踪者のご家族が亡くなることは本当に怖くて辛いことです。


現在進行形のテロという現実を、改めて認識すると共に北朝鮮に対する怒りと日本政府の対応に対して虚しさを実感します。


藤田進さんのお母さんの「生きて再会を実現する」願いを叶えることが出来ませんでした。


北朝鮮や日本政府だけでなく・・自分自身の無力さというものを痛感しております。


何も罪のない人が、理不尽にも拉致され幽閉されいるという現状。


日本と北朝鮮は距離で言えば日帰りで往復できるほどですが、未だに蓮池さん夫妻・地村さん夫妻・曽我ひとみさんの帰国以来・・・実質的な進展は無い状態です。


拉致問題については、もはや残された時間は限られています。


時間というのは、過去〜現在〜未来へと一方通行に進んでいきます。


家族の幸せな時間はとまっているのに・・・この世界の時間はどんどん過ぎていきます。


生きている間に再会を実現する。


この目的には、残酷にもタイムリミットが存在すること・・・それが現在進行形のテロなのです。


藤田進さんのお母さんが亡くなられる前に上野で拉致被害者救出活動が実施されました。


参照:拉致家族が街頭で署名活動 NHKニュース http://nhk.jp/N4Cc5bAb


藤田進さんは日本政府に拉致被害者として認定されておりませんが、拉致の可能性が極めて高い特定失踪者として特定失踪者問題調査会が報告しております。
参照ソース:http://www.chosa-kai.jp/listsyukei.html


拉致問題とは政府認定の拉致被害者だけではなくて、特定失踪者や、特定失踪者に含まれていない拉致被害者を含めた問題です。


日本以外の国の人達も、多くの人達が北朝鮮という巨大な強制収容所に幽閉されているという現実。


この恐ろしい現実に、闇に、光をあてるのが救出運動です。


その闇の先にあるものは何なのか?もっと恐ろしい・・・目を背けたくなるような痛ましい現実があるのかもしれません。


しかし、闇を闇のままにしておいても何も進展は望めないのであります。


私達、民間の人間に出来る事は限られています。


しかし、あらゆる出来うる限りのあらゆる手段をもって、北朝鮮のテロを糾弾し、日本政府にも早期の拉致被害者全員救出を訴えるものであります。


それが、署名であり、リーフレットやチラシの配布であり、しおかぜ短波放送であり、特定失踪者の調査であるわけです。


何もやらなければ、何もありません。


しかし、目的をもって継続してやっている事は必ず何らかの結果が得られるものと信じています。


必ず拉致被害者を救出して、生きている間に家族の再会を実現する。


この願いをもって、これからも活動を継続してまいりたいと思います。


行動しましょう。


早く助けましょう。


どうか拉致被害者と家族の再会を実現する為に。国民の皆さんのご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。





木島伸一



aoi blog
http://aoinomama13.seesaa.net/


拉致問題を考える川口の会活動報告ページ
http://kwgch.blogspot.jp/


しおかぜ通信
http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html


特定失踪者調査会
http://www.chosa-kai.jp/


蒼き星々
http://www.blue-stars.org/~rachi/sab/sab2.htm


大阪ブルーリボンの会
http://osaka-blueribbon.org/


☆ご協力をお願いします☆


秋田美輪さん
1964年生まれの美輪さんは大学から神戸松蔭に入られ、1985年12月4日、当時神戸松蔭女子学院大学文学部国文科四回生在学中に(当時21歳)突然校門付近から失踪されました。
翌日兵庫県日本海側の竹野浜から美輪さんの所持品が見つかるなど、兵庫県警の捜査の時系列をたどるうちに、現在北朝鮮の拉致の可能性高い特定失踪者とされています。
秋田美輪さんの調査・及び救出へのご理解、ご協力をお願いします。


秋田美輪さんを知って貰おう!!コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3769193


秋田美輪さんの早期帰国を願う会
http://save-akitamiwa.com/