愛すべき西成とおっちゃん達。

西成という地名に対して、わしは差別感情はありません。

想えば西成のおっちゃん達も労働者として日本を支えてきたのですから。

労働者として大阪万博を支えた西成のおっちゃん。

原発作業員として被曝のリスクを引き受けた西成のおっちゃん。

炭鉱やアスベストだらけの現場で健康な生活をなくした西成のおっちゃん。

みんな、愛すべきおっちゃんです。

西成も愛すべき大阪です。

しかし、西成にはダーティなイメージや差別や偏見もつきまといます。

聞くところによると「西成の学校に行かせない」という事態もあったそうです。

そういったダーティなイメージについて悩みを持つ人達の事も考えないといけません。

わしらが知らないだけで、まだまだ色んな差別やトラブルがあるのかもしれません。

そのダーティなイメージにも原因・・・負の実態があります。

日雇い労働者や生活保護受給者を狙ったノミ屋などの違法賭博や貧困ビジネスの闇です。

そして、覚せい剤や麻薬に依存してしまう人も居ます。

こういった、深刻な実情があるわけです。

このダーティなイメージの温床となった負の実態を放置してきた大阪の行政にも問題はあるのでしょう。

そういった意味では、西成を刷新する必要はあると思います。

西成を無くすのではなくて、貧困問題や悩みを解決する新しい西成になることを願っています。

その為に橋下さんや大阪維新の会も、努力はされていると理解しております。

とはいえ、西成の名前を無くすという事が差別問題や貧困問題を解決する本質とは言えないと思います。

西成という地名を無くす事は、自分も賛成ではないので異議を維新に伝えておきます。

西成って変わったよね。

西成のおっちゃんたちも幸せになったね。

離れ離れになっている家族や子供たちと、また一緒に暮らせるね。

そう言える時が来るように。

愛すべき西成が、更に愛されるように。

私なりに都構想賛成という立ち位置で、西成の地名変更については大阪維新に対して問題提議をしていきたいと思います。