広島と長崎を忘れない・・・そして福島

広島への原爆投下から70年の年月が経過しました。


Reading:「原爆の日ヒロシマの誓いを発信 NHKニュース http://nhk.jp/N4Kb4Gqk


以下、抜粋転載。


式典ではこの1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人、5359人の名前が書き加えられた29万7684人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められました。そして、原爆が投下された午前8時15分に全員で黙とうし、原爆で亡くなった人たちを追悼しました。


以上、抜粋転載終わり。


今年も5359人の名前が書き加えられたこと。


原爆投下から70年経過したのですから、当時0歳児だった方が今年で70歳になったということになります。


原爆投下の惨劇を体験した方の言葉を聞くことが出来るのも、そう長くはないというのが現実でありましょう。


広島原爆投下から70年をもって・・・私の胸に去来したことがあります。


ネット上で、原発推進派が、広島と長崎の原爆被爆者は70歳、80歳になって天寿を全うしたので原爆症は自然に治ったとか、原爆被爆者の人達は味噌汁を飲んで原爆症が治ったとかいう風説をつぶやいているのを見かけたことがあります。


所謂、放射能安全神話です。


福島第一原発事故によって、原発安全神話が崩壊してから盛んに周知されたのが放射能安全神話です。


福島第一原発事故によって東日本の食べ物はすべて食べることが出来ない等の極端な危険論もどうかと思いますが、高齢の被爆者の方をもって原爆症が治ったという風説も聞き捨てなりません。


私は市場に出回っている福島の食べ物も、酒も、美味しく頂いています。


しかし、食べ物を選ぶ選択の自由までは否定はしません。


子供たちに安心できる食べ物を食べさせたいというお母さんの気持も良くわかります。


私も子供の年間被曝量20msvが安全であるかということにはとても疑問を持っています。


※参考資料:子どもの被ばく線量年間20ミリシーベルトで安全なのか? http://rocketnews24.com/2011/04/24/%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%ae%e8%a2%ab%e3%81%b0%e3%81%8f%e7%b7%9a%e9%87%8f%e5%b9%b4%e9%96%9320%e3%83%9f%e3%83%aa%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%99%e3%83%ab%e3%83%88%e3%81%a7%e5%ae%89%e5%85%a8%e3%81%aa/ @RocketNews24さんから


人間には個体差と個別差というものがあります。


健康な一般成人男性〜女性〜妊婦〜小児〜乳幼児〜胎児〜精子卵子の影響を考えてみると・・・安全基準と言われている基準値に感受性は個体差と個別差によって違ってくるという事が報告されています。


故に出来るだけ、安全なものを食べたいというお母さんの気持も私は理解したいと想います。


理解が出来ないのは原子爆弾による被爆者の高齢の方々は長生きしていることをもって、放射能の影響による原爆症は治ったという恐ろしく傲慢な風説を流布する人達です。


天寿を全うしているから原爆症が治った?放射能の影響は大したことはない?


味噌汁を飲んで原爆症が治った?


こんな簡単に広島、長崎の原爆投下による悲惨な出来事や福島第一原発事故の被害が語られているという現実にとても寂しい想いを感じました。


原爆投下直後に味噌汁を飲むことも出来す、末期に一口の水を飲んで死んでいった人達を忘れないでください。


今もケロイド火傷や失明や癌で亡くなっている人達を忘れないでください。


放射能は遺伝子レベルで人間を傷つけます。


被爆者2世や3世も、発癌の恐怖と戦っています。


原爆という恐ろしい兵器の被害を受けた日本人だから伝えないといけない事があるんじゃないでしょうか。


核兵器というものも、抑止力と言われていますが諸行は無常です。


核ミサイルも、原子力潜水艦も、原子力空母も、原発も。


いつかは耐久年数を過ぎて、巨大な核のゴミになるのです。


盛者必衰の法則。


善因善果、悪因悪果。


核大国も、何れ必ず後悔する時が来ます。


その時に、日本だからこそ出来る事があるのではないでしょうか。


日本には築土構木と治水と手工業で養われた技術があります。


日本は脱原発と全ての原発廃炉と核廃棄物処理を着実に進めて行けば良いのです。


その廃炉技術と核廃棄物処理の技術を世界が必ず必要とする時が来ます。


日本は2600年以上の皇統の歴史を持つ国です。


これからも皇統の歴史を守り、麗しき山河と子供たちの未来を守ることが大切です。


被爆国としての役割は私達が想っているよりも大きいものではないでしょうか。


日本国民は強くあらねばなりません。


正しきものは強くあらねばなりません。


悪いのは原爆という大量破壊兵器を広島と長崎に投下した米国です。


米国が過ちを二度と繰り返さないように。


米国に間違いは間違いと言える国にならねばいけません。


原爆投下という人類に対する罪を悔い改めなければ、米国の未来はありません。


米国と核兵器の軍拡競争をやったロシアと中国にも未来はありません。


ウイグル核実験やチェルノブイリ原発事故も恐ろしいことです。


日本で起きた福島第一原発事故は、子供たち以外の日本人全員の責任です。


福島原発事故も収束していないのに原発再稼働など論外です。


原発再稼働などしなくても、電気は足りていますし、火力発電の燃料費も安値になり、各電力会社は黒字です。


脱原発は充分可能です。


安倍総理は決断しなければいけません。


脱原発の方針と全ての原発廃炉にすることです。


原発は国防の脇腹です。


敵に急所を露呈する原発を停めて廃炉にすることです。


北朝鮮による日本人拉致も原発とは無関係ではないでしょう。


原発を狙ったテロが起きることも想定することが真の国防論です。


3・11以降、私が脱原発を訴えているのは左翼に転向したからではありません。


国家の非常事態に右も左も関係ありません。


国家の非常事態に「あなたは保守ですか?左翼ですか?」と言って救助活動をする自衛隊員はいません。


私達も国家の非常事態においては自衛隊員に協力しなければいけません。


国家の非常事態ということで、日章旗を掲揚している右から考える脱原発ネットワークのデモに左の人達も参加しているのです。


敢えて右からと銘打っていますが、右から考える脱原発ネットワークのデモには、思想やイデオロギーの違いに関わらず、脱原発を訴えたい方は誰でも参加できます。


もはや、現状、左右保革といった価値観は通用しないのです。


左翼が反対しているから、原発を推進するという左翼の逆張りのような論理で原発を推進しないでください。


福島第一原発事故は終わっていませんし、収束していませんし、安全宣言もされていません。


現在も、避難区域に被災者が戻れないのが現実なんです。


メルトアウトした核燃料は、現在も地下水を汚染しています。


苦しい状況ですが、産みの苦しみとして福島第一原発事故を収束させねばいけません。


私が生きている間には・・・もしかしたら、収束しないのかもしれません。


しかし、少しでも良い形で未来の子供たちに日本を渡すことが出来ればと想います。


私達はご先祖様から日本をお預かりしているのです。


お預かりした日本を、次の世代に繋いでいくのが、現在を生きる私達の役割だと想うのです。


広島と長崎・・・そして福島を忘れないでください。


被爆当時を経験した方々も高齢になっています。


その方々の願いを謙虚な気持ちで受け継いでまいりたいと思います。


友よ!子供たちの未来と麗しき山河を守れ!



モー娘。原爆ドームの前で歌う「いのちのうた」
モーニング娘。'15 【雨の降らない星では愛せないだろう?】0804 いのちのうた https://youtu.be/nRDHULrAiJQ @YouTubeさんから

にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村


政治 ブログランキングへ