「忘れたらアカン 拉致被害者の救出を」大阪府民集会は無事終了いたしました。
大阪ブルーリボンの会 公式サイトより転載
http://osaka-blueribbon.org/
来場者の皆様、ご支援を下さった関係者の皆様に厚くお礼と感謝を申し上げます。
誠に有難うございました。同時に大阪ブルーリボンの会の仲間の皆様にもお礼を申し上げます。
大阪で一番大きなホールを“満席”にする事が出来ましたのも一重に関西在住の市民の皆様の関心の大きさ、深さを物語っているものと考えております。
もちろん、日頃から当会の活動を支援、協力して下さった皆様のお力添えがあった事も忘れる事は出来ません。
講師青山繁晴氏の基調講演から始まった講演の中で当時の安倍官房副長官と小泉首相の訪朝時の“覚悟”と“意志”が“金正日総書記”に拉致を認めさせ、それが5人の被害者の帰国につながった話のところは私達が正に現政権に求め、期待をしているところのものでありました。
そして、日本の総理大臣が“決断”を下せば必ずや問題は解決に向かうとの強い示唆に富んだお話でもありました。
講演会の後半は当日ご来場された特定失踪者ご家族が舞台に上がられ、横田夫妻、有本夫妻と共に青山氏のコーデネイトによるパネルデスカッションという画期的な形式による講演となりました。
恐らくご来場の皆様も大きな感動を得られたものと私達は確信をいたしております。
この様な良好な雰囲気の中で講演が終了し、当会の代表が皆様へお礼の挨拶と菅 直人総理大臣宛の要請文(下記をご参照下さい)を読み上げ、会場の皆様から絶大な拍手でもって採択をして頂く事が出来ました。
私達にとって、今後の活動に更なる弾みが付く意義深い集会になったと自信を深める事が出来ました。
しかし、これからはこの様な主旨の講演会を開催する必要が無い世の中になる事が一番重要であり、一刻も早くそう成って欲しいと衷心より願うばかりです、最後になりますが重ねて参会者の皆々様には心より深くお礼を申し上げます。
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要 請 文
内閣総理大臣 菅 直人殿
2002年10月拉致被害者5名、2004年5月地村家、蓮池家のご家族、同年7月に曽我家のご家族が日本に帰国する事が出来ました。
然しその後の今日に至るまで、誰ひとりとして祖国日本の土を踏む事ができていません。
政権担当政党の如何に関わらず、時の政権は日本国民の生命の安全を確保し、国民の人権を尊び、領土を守り、財産を守ることこそ第一義の使命であります。
ましてや北朝鮮の国家ぐるみの犯罪によって拉致された人々を、先ず取り返す事こそ政権を担った政府の最重要課題でありますが、残念ながらいずれの政権も問題解決を唱えるものの、本気でかつ具体的に動いてもらえたとは到底言えません。
今日ここに再び1000名以上が参集し、「如何にして拉致された同胞を取り返すか」を考える機会を持つに至りました。
政権の怠慢が続き、何もしてくれない政府や国会議員に動いていただく為であります。
金正日体制が拉致を認めてからでも8年という長きに亘って、愛する息子や娘や兄弟を北朝鮮というひとかけらの人権さえない極寒の国家に奪い取られた親や家族は、高齢になられ、或は病に倒れ断腸の思いを残してこの世を去られています。
時間がありません。
去る10月23日、東京都庁広場に於いて、特定失踪者ご家族の大集会 が開催されました。民間団体の特定失踪者問題調査会に登録されたこれらの方々は470名を越えていますが、当日全国から集まった70以上の家族は、必死に総理をはじめ日本政府に訴えをされておりました。
この特定失踪者を含めて全ての日本人を取り返して下さい。
また拉致被害者の家族や私たち日本人の思いを踏みにじるような、朝鮮学校の授業料無償化は到底承服できるものではありません。日本は北朝鮮に向かって拉致被害者を返して下さいとお願いするものではなく、戦略をもって闘う意思をもち、奪還の為早急に具体的に行動する事が必要です。
日本国の総理たるもの、その勇気と覚悟を持って拉致問題の解決に向けて今すぐ動いて下さい。
大阪ブルーリボンの会は、拉致被害者の一刻も早い救出を願っている国民の声を、一筆の署名に託し、それを総理大臣に届けるべく街頭署名活動をしておりますが、それがすなわち名も無き国民の声であります。
菅直人総理大臣、あなたも常にブルーリボンのバッチを着用して頂き、ここに会した1000名を越える皆さんの総意をしっかり受け止めて下さることをお願い致します。
私達は決して諦めません。全ての拉致された同胞が日本の地を踏む日まで!
平成22年11月23日
「忘れたらアカン 拉致被害者の救出を」
大阪府民集会参加者一同
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【お知らせ】−DVDの頒布1,200円/枚 送料込 お届けは12月中旬以降になります。
チケットが完売し講演会に参加出来なかった方、当日、都合が悪く予定をキャンセルされた方、遠方の方、当会の会員の方等々を対象に講演会の模様を収めたDVDを頒布しますのでご希望の方は次の要領でお申し込み下さい。
代金はDVDと共に振込用紙を同封致しますのでDVD到着後3日以内に振込みをお願いします。
郵便番号、住所、氏名、電話番号と枚数をハッキリとご記入の上
1. FAXでのお申し込みは 06−6121−2307 DVD係 宛
2. E-MAILでのお申し込み info@osaka-blueribbon.org DVD係 宛
3. 郵送でのお申し込み 〒541-0057
大阪市中央区北久宝寺町1丁目1−5−6−603
大阪ブルーリボンの会 DVD係 宛
4.代金の振込先 郵便振替 00950−7−295917 大阪ブルーリボンの会へ
必ず通信欄に「DVD料金」とご記入下さい。
以 上
(文責 大阪ブルーリボンの会 事務局)
神鬼放談
まさに大阪、関西地区の拉致問題への関心の高さを体感したイベントでありました。
わしの住んでいる堺市も協賛して実施されたこのイベントの成功の意義は高いです。
堺市では人権課も拉致問題に取り組んでおり、眞悟の会堺と堺市人権課がイベントを主催しています。
右も左も本来は関係ないのが拉致問題であり北朝鮮人権問題です。
その千人集会の最中にあの朝鮮半島有事の一報が報じられたのは偶然ではありません。
有本夫妻、横田夫妻、青山繁晴講師、千人の参加者が同席し、その場で一報を聞きました。
民主党長尾たかし代議士も深刻な表情でした。
拉致問題を抱える日本にとっても有事なのです。
あまつさえ保守を自覚するかたは朝鮮半島有事をもって、ついでにソウルを爆撃すればいいとか言ってはいけません。
嫌韓一辺倒で解決するはずがありません。
ましてはロシアや中国もまきこんで北朝鮮を包囲しなければならないとわしは考えています。
朝鮮半島有事で朝鮮人が死んでいくのを喜んでいるようでは、拉致問題にはまったく無関心であると言わざるをえません。
ましてや死んでいく一般市民・・・死者への冒涜は日本神道や天皇陛下の教えに背く反逆罪です。
保守を自称するかたはゆめゆめそのことを自覚した上で拉致問題への関心をもって、常識ある発言と行動をお願いします。
最後に11月23日の忘れたらアカン 拉致被害者の救出を」大阪府民集会へのご参加とご協力、誠にありがとうございます。
神鬼