東日本大震災/被災地治安状況まとめ

遊ぶ金ほしい…女子高生コンビニ震災募金箱盗む
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110320-OYT1T00512.htm
東日本巨大地震の被災者支援のため、コンビニエンス店に置かれていた募金箱を盗んだとして、相模原署は20日、相模原市中央区の女子高生(16)を窃盗の疑いで緊急逮捕した。

発表によると、女子高生は同日午前2時45分頃、同区並木のコンビニ「セブン―イレブン相模原並木2丁目店」のレジカウンターに置かれていた現金約5000円入りの募金箱を盗んだ疑い。

同署幹部によると、店員が募金箱がなくなっているのに気付いて同署に通報。防犯ビデオの映像などから女子高生を突き止めた。調べに対し「遊ぶ金がほしかった」と話し、署員が「こういうお金を盗むとバチがあたるよ」と諭すと、「そうだね」と答えたという。

(2011年3月20日19時42分 読売新聞)


義援金募金中の高校生に暴行、1万円奪う (読売新聞 - 03月19日 17:57)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00612.htm
19日午後0時半頃、千葉県松戸市日暮、新京成電鉄八柱駅の駅ビル1階で、東日本巨大地震義援金募金活動をしていた同県立高校3年の男子生徒2人が、若い男に「誰に断って商売しているんだ」と因縁を付けられた。


 男は生徒2人を殴ったり蹴ったりし、集まった募金約1万円を奪って逃げた。生徒2人は顔に軽傷を負い、松戸署は強盗傷害事件として捜査している。

 同じ高校の有志21人で午前9時から募金活動を行い、計約10万円が集まっていた。生徒2人が途中集計していたところ、男が近づいてきたという。

(2011年3月20日08時55分 読売新聞)


パチンコ店で募金箱窃盗未遂、容疑の男逮捕
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110317-OYS1T00224.htm

東日本巨大地震義援金を盗もうとしたとして、山口県警防府署は16日、同県防府市台道、無職乙部英治容疑者(57)を窃盗未遂容疑で逮捕した。

 発表によると、乙部容疑者は同日午後1時25分頃、市内のパチンコ店に設置された現金6万724円が入った募金箱をかばんに入れて盗み出そうとした疑い。犯行に気付いた男性店員が取り押さえ、駆け付けた署員に引き渡した。容疑を認めているという。

(2011年3月17日 読売新聞)


東日本大震災>女性警官が心のケア 岩手の避難所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000096-mai-soci

「寒い、凍えてしまう」。被災地の避難所は厳寒の中にある。岩手県宮古市中心部の閉伊(へい)川河口に近い市立愛宕小では16日、約200人が四つの教室に分かれて避難生活を送っていた。窓の外は雪だが、教室内の石油ストーブの使用は控えている。毛布の上に10人ほどが座って話したり、横になって休んだりしていた。

 岩手県警の女性機動警察隊員6人が市内2カ所の避難所を巡回している。心のケアをしたり、困りごとの相談を受けるためだ。17日以降も他の市町村で続けるという。前田亜弥隊長(36)は「何ができるというわけではないが、被災者の心が休まるまで話を聞き、少しでも不安を取り除いてあげたい」と話す。

 避難所の温度はどんどん下がる。隊員が「寒くないですか」と声をかけると、夫と避難してきた木村ヒサさん(84)は「灯油を節約するためだから」と力無く笑う。困りごとを聞かれて木村さんは被災後の様子を語り始めた。「家はぐちゃぐちゃ。どろんこでぬかって、でもいろんな人に助けられて……」

 「うん、うん」。隊員がうなずき、木村さんは続ける。「最初は知り合いの家にいましたが13日にこっちに来ました。皆さんと一緒にいられて、こんなふうに声をかけていただいただけで救われます」。せきを切ったように数日間の思いを話す。隊員が涙ぐむ木村さんの手を握り励ます。

 ◇「見ている」をアピール

 「助け合って頑張りましょう」。木村さんは目を押さえながらうなずいていた。

 前田隊長によると、隊員は犯罪被害者の女性の事情聴取などを担当し、心の傷に配慮しながら話を聞いている。初日の活動を終え「避難所の方は皆気丈で前向きだった。かえってこちらが救われるようだった」と話した。巡回は防犯上の狙いもある。制服姿の警察官が町中を回ることで混乱に乗じた窃盗犯などに「見ている」ことをアピールするという。

 県内の16日の最低気温は軒並み氷点下になった。毛布を敷いていても床は冷たく感じる。風邪の流行を防ぐため換気しなければならず、木村さんらは冷たい風が吹き込むと、身を縮めて耐えていた。【山中章子


「卑劣」…宮城で震災に便乗した窃盗40件
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110315-OYT1T00255.htm

東日本巨大地震後、宮城県内のコンビニ店やホームセンターで夜間、窃盗事件や窃盗未遂事件が相次いでいる。県警は震災に便乗した事件とみており、14日午後2時の時点で把握している事件は40件に上っている。

県警によると、震災被害が大きかった仙台市の都市部を管轄する仙台東署管内では、19件の窃盗や窃盗未遂事件があった。塩釜署管内では6件、津波による被害が甚大だった南三陸町でも1件が確認され、被害総額は164万4376円。うち現金被害は124万8000円で、大崎市古川のホームセンターでは13日夜から14日にかけ、非常口の窓ガラスが割られ、現金約90万円が入ったレジ3台が盗み出された。

また、物品被害は482点(計39万6376円相当)で、美里町のコンビニ店では12日夜〜13日にかけ、缶詰や乾電池、レトルト食品など約400点(計27万円相当)が盗まれた。

これらの事件は、いずれも閉店後の夜間、窓ガラスを破ったり、無施錠の店内に侵入したりする手口が目立つ。県警捜査3課は「多数の県民が困難な生活を強いられ混乱している中、極めて卑劣な行為だ」と指摘。被害に遭った際に速やかに110番することや、犯人を見かけた場合に年齢や服装などの特徴、車両ナンバーなどをメモしておくことなどを呼びかけている。


東日本大震災>混乱に乗じて窃盗事件21件 宮城
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0314/mai_110314_9186055825.html

宮城県警は13日、東日本大震災の発生以降に県内で窃盗事件が相次ぎ、同日午後5時までに21件の発生があったと発表した。県警は注意を呼びかけている。

県警によると、地震の混乱に乗じたと思われる万引きや、夜間に店のガラスなどを破って侵入する窃盗などが多発。コンビニエンスストアや飲食店、家電量販店から食料品のほかカーナビや現金なども盗まれているという。【須藤唯哉】


震災乗じ窃盗相次ぐ=コンビニ被害―宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110313-00000145-jij-soci

東日本大震災の混乱に乗じた窃盗が相次いでいる。宮城県警地震発生から3日目の13日までに、計21件の窃盗があったことを明らかにした。人のいないコンビニなどを狙う事件が多く、津波被害で混乱する地域で多発する傾向も。県警は「自分の店は自分で守るという防犯意識を持ってほしい」としている。

 県警によると、被害総額は約40万円。ガラスを割って店内に侵入し、食料品やたばこ、現金などが盗まれた。震災で閉店しているコンビニや小売店が狙われているという。

県警は「把握件数はごく一部で実際はもっとあるはずだ」と注意を呼び掛けた。 

転載終わり


※尚、上記ソースを掲載においては現場の混乱やパニックを煽るものではなくて、あくまでも被災地や災害の混乱に乗じた悪質な犯罪が起きている現状を周知するためです。

必要以上の煽りや、混乱を招かないように配慮願います。

上記ソース以外の事実に反する事を脚色したり、思想プロバカンタに利用しないようにお願いします。

由々しき事態です。しかし、こういう時こそ冷静に確実な情報を周知する事が大切です。変な流し方をしたらかえって猜疑の中で生活するストレスを与えたり、トラブルや内輪もめ等の原因になりますので・・・確実な情報ソースに基づく周知が社会や政治にスムーズに早く認知されますので宜しく。

神鬼