【大阪市中之島まつり】ブルーリボン運動レポート5・3〜5・5
5月3日
大阪ブルーリボンの会、東日本大震災以来・・・活動を自粛していましたがこの日から活動再開です。
東日本大震災の被災地、被災者のみなさんへの哀悼をこめて日本が国民の生命財産を守る国家としての自覚を持ち、一刻も早い復旧が実現する事を願っております。
拉致問題は国家主権の侵害であり、国民の生命財産を守る国家安全保障の根本的な問題であります。
当時14歳、中学生の横田めぐみさんが自宅まであと200メートルという所で突然、姿を消しました。
警察犬による追跡が自宅の200メートル前で止まったという事実から解る事。
犯人は自動車でめぐみさんを拉致したのです。
拉致実行の手口は、ターゲットに道を尋ねる人・・後ろから羽交い絞めにする人・・そして車を運転する人。
2人〜3人で拉致は実行されたと思われます。
バトミントンの帰り道で友達と別れたあとに自宅200メートル前で拉致されためぐみさん。
この事実は国会で西村眞悟元衆議院議員がめぐみさんの実名を出して質問するまで事実として認定されておりませんでした。
このような事実を国家は何故にないがしろにしてきたのでしょうか。
小泉訪朝によって明らかになった拉致事件と帰国した5人。
死亡とされた拉致被害者・・・しかしめぐみさんや有本さんの死亡説は偽の死亡診断書や偽の遺骨、元工作員の自供によって生存の確信へと変わりました。
そして、特定失踪者調査会による報告で拉致被害者以外にも拉致の可能性の極めて高い(ほぼ確実)とされる特定失踪者の存在が明らかになりました。
実に100人を超えると思われる今だ救出されない同胞奪還の悲願をかけてブルーリボン運動が全国で実施されています。
大阪ブルーリボンの会の中之島まつり参加もその活動のひとつであります。
5月3日の初日は拉致被害者、有本恵子さんのご両親も来場し多くの方が署名に立ち寄ってくださいました。
拉致被害者家族の有本さん夫妻の姿を見て、多くのかたが足を止めてペンを握って名前を書いてくださいました。
多くの皆さんが、拉致被害者を救出したいという気持ちを署名やカンパと言う形に表してくださったことは本当に価値ある第一歩であったと確信しました。
5月4日
中之島まつり2日目は拉致被害者で帰国された地村さん夫妻の救出活動をされていた福井県小浜市から男性が一人応援にかけつけて来てくれました。
ボランティアを手伝っていただき、多くの方を署名に誘導してくださりとても助かりました。
この日もかなりの方から署名、カンパをいただきました。
若い世代の署名がとりわけ目立ったのがこの二日目でした。
拉致された当時の横田めぐみさんを想わせる若い学生さんたちが署名する姿は感動でした。
5月5日
中之島まつり3日目最終日。
最終日ということもあり、前半は来場客も少なかったのですが、午後からまた多くのかたが足を止めて署名、カンパにご協力してくださいました。
子供が親の手を引いて来たり、奥さんが旦那の手を引いて来たり・・・拉致被害者の写真を見て多くの方が導き手となってブースに立ち寄って行かれました。
普段、お仕事や生活を一生懸命頑張ってGWで行楽を楽しんでいる家族の皆様が、わざわざ署名やカンパに協力してくださる姿に感動しました。
署名やカンパをした所で、何が貰えるわけでもなく腹が一杯になるわけでもありません。
国政や政治家も、マスコミも大して変わらないかもしれません。
しかし、拉致された同胞を・・引き裂かれた家族を助けたいという自分の良心には嘘をつく事ができないというのが真実でありましょう・・この真実が人間として一番大切なのだと思います。
皆さんの良心から頂いた、署名とカンパを責任をもって政府に届けます。
拉致被害者救出の悲願を国民全員で実現しましょう!
大阪市中之島まつりにて、拉致被害者救出署名・カンパにご協力してくださった全ての皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございます。
今後とも、ご支援、ご協力を宜しくお願いします。
神鬼