テロとの戦い

■14歳、自爆テロ防ごうとして死亡 学校の数百人守る
(朝日新聞デジタル - 01月11日 08:42)
http://www.asahi.com/articles/ASG1B5JMTG1BUHBI01F.html?iref=com_rnavi_arank


14歳の勇気ある少年に心より哀悼の意を表します。


若くして亡くなったこの少年も怖かっただろう・・・英雄というか、この少年もテロの被害者であると思います。


このような問題が、日常的に起きている紛争地域における現状は遠い外国のだけの話でしょうか。


違います。


この日本においても、現在進行形のテロで苦しんでいる人達がいます。


北朝鮮による日本人拉致被害者と家族の方々です。


本当に悲しいニュースを、皆さんにお伝えしなければなりません。

Reading:拉致被害者松木薫さんの母親死去 NHKニュース http://nhk.jp/N4BN63SJ


以下転載。


北朝鮮による拉致被害者で、熊本市出身の松木薫さんの母親のスナヨさんが11日夜、入院先の熊本県内の病院で亡くなりました。


92歳でした。


松木スナヨさんは、昭和55年、26歳のときに留学先のスペインから北朝鮮に拉致されたまま安否が分かっていない松木薫さんの母親です。


スナヨさんは、認知症が進んだことなどから、10年以上前から熊本県内の病院に入院し、長女の斉藤文代さんの看病を受けながら息子の帰りを待ち続けていました。


枕元には、スナヨさんお気に入りの、高校の学生服姿の松木さんの写真が飾られ、斉藤さんによりますと、病室でよく、「薫が帰ってきたら病院の玄関まで出迎えお帰りと言ってあげたい」と話していたということです。


しかし、ここ数年は体調を崩しがちで、会話をすることも難しくなっていたということで、家族の間では一刻も早い解決を望む声が強まっていました。


スナヨさんは、11日午後、体調を崩し、30年以上待ち続けた息子との再会を果たせないまま、11日夜、亡くなりました。


看病を続けてきた斉藤さんはNHKの取材に対し、「皆さんに応援してもらってこれまで頑張って生きてくれたが、残念ながら薫には会えなかった」と話しました。



高齢化する拉致被害者の家族


拉致からすでに30年以上がたち、被害者の帰国を待ち続ける家族の多くが高齢になり、問題の解決は時間との闘いとなっています。


政府が認定している北朝鮮による拉致被害者のうち、安否が分かっていない12人の親の平均年齢は去年86歳を超えました。


▽最も高齢の市川修一さんの父親の平さんが、ことし99歳になるほか、▽親の世代では最も若い、横田めぐみさんの母親の早紀江さんも来月で78歳です。


また、増元るみ子さんの父親や、市川修一さんの母親のように、肉親との再会を果たせぬまま他界する人も出ていて、去年は闘病生活を続けていた田口八重子さんの姉が亡くなりました。


高齢化が進むなか、「自分たちが生きているうちに解決してほしい」という被害者家族の声は年々、切実さを増しています。



横田さん「ただ悲しい気持ち」


松木スナヨさんが亡くなったことについて、横田めぐみさんの母親の早紀江さん(77)は「『もうちょっともうちょっと』という思いで懸命に救出活動をしていた方が亡くなったことはとても切なくただ悲しい気持ちです。年を重ねている私たちもあすどうなるか分からず、ひと事ではありません」と話しました。


また、父親の滋さん(81)は「北朝鮮にいる被害者も日本で待つ家族も高齢化していて、残された時間はほとんどありません。政府は、拉致問題は一刻を争う問題だという認識を持って具体的な取り組みを進めてほしい」と話しました。


転載終わり。


上記のニュースソースに書いてあるように、日本人拉致被害者である松木薫さんのお母様が息子の薫さんと再会を果たせないまま・・・お亡くなりになりました。


心より、お悔やみ申し上げます。


私も、出来る範囲で拉致被害者救出運動に参加して街頭活動のボランティア等に取り組んでおりますが・・救出する事が出来ず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。


これが、現在進行形のテロです。


失われた時間。


過ぎ去った時間。


悲しい気持ちと、悔しい気持ちと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。


現状も、拉致問題の進展なく・・政府からは何の情報もありません。


時間を止めることも、元に戻すことも出来ません。


時間は、過去〜現在〜未来へと一直線に突き進みます。


過去があって現在があります。


現在があって未来があります。


過去、私達が積み上げて来た努力も無駄ではないと思います。


しかし、未来を変えるためには・・あと一歩、もう一歩、前に進まなければなりません。


日本政府は何を手をこまねいているのですか?


現状、打てる手は全て打ったとは言わせません!!


事態は楽観的な状況でしょうか!?


政府認定の拉致被害者以外にも、拉致の可能性が否定出来ない800人を超える特定失踪者と呼ばれる方々の問題もあります。


特定失踪者の政府認定についても、何度も何度も求めて来ましたが誰の一人も認定されておりません。


北朝鮮の狙いは、拉致問題の風化と未解決による棚上げです。


こんな事を許して良いのでしょうか!!


私達、日本人は同胞に対して・・こんなに冷たくて良いのでしょうか。。


同じ日本で生まれた、同胞・・つまり日本という大きな家で生まれた家族じゃないですか。。


何度も繰り返し申し上げますが、拉致被害者可哀想で終わらないでください。


横田めぐみさんは、部活の帰りに拉致されました。


中学生の罪のない少女まで・・・拉致されたのです。


拉致問題は現在進行形のテロであり、無差別テロであるのです。


誰が拉致されても、おかしくは無かったのです。


貴方自身が、拉致されたかもしれない。


貴方の愛する人が、拉致されたかもしれない。


愛する家族・・愛する子供・・愛する故郷・・それが、ある日突然・・消えてしまう・・居なくなってしまう。。


そういう事が・・日本各地で起きたのです。


この現状を変えるためには・・あと一歩を踏み出さなければいけません。


貴方自身が拉致問題の当事者なのです。


行動しましょう。


早く助けましょう。


署名の一筆でも良い。


ブルーリボンを自分でつくって街を歩くことでも良い。


貴方の出来る範囲で・・拉致被害者を救出する一歩を踏み出してください。


私達、拉致被害者救出ボランティアはその一歩のきっかけにすぎません。


拉致問題に右も左も、上も下も関係ありません。


スーパーマンになる必要も、派手なことをやる必要もありません。


貴方の一欠片(ひとかけら)の愛が、拉致被害者救出の決め手になるのです。


愛を形にするのが、行動です。


小さな行動でもいいのです。先ずは、一歩踏み出しましょう。


その一歩が未来の結果を左右します。


過去を変えることは出来ませんが、現在の努力と積み重ねによって未来を変えることは出来ます。


拉致被害者(特定失踪者含む)の救出実現の為に、日本人全員の力をあわせましょう。


一刻も早い奪還救出を実現しましょう。



大阪ブルーリボンの会ボランティア 木島伸一 拝



リンク


しおかぜ通信
http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html


特定失踪者調査会
http://www.chosa-kai.jp/


蒼き星々
http://www.blue-stars.org/~rachi/sab/sab2.htm


大阪ブルーリボンの会
http://osaka-blueribbon.org/


☆ご協力をお願いします☆


秋田美輪さん
1964年生まれの美輪さんは大学から神戸松蔭に入られ、1985年12月4日、当時神戸松蔭女子学院大学文学部国文科四回生在学中に(当時21歳)突然校門付近から失踪されました。


翌日兵庫県日本海側の竹野浜から美輪さんの所持品が見つかるなど、兵庫県警の捜査の時系列をたどるうちに、現在北朝鮮の拉致の可能性高い特定失踪者とされています。


秋田美輪さんの調査・及び救出へのご理解、ご協力をお願いします。


秋田美輪さんを知って貰おう!!コミュニティ
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秋田美輪さんの早期帰国を願う会
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