家族と故郷 〜2月7日という日〜
■首相、ソチへ出発 五輪開会式に出席、大統領と会談予定
(朝日新聞デジタル - 02月07日 13:48)
http://www.asahi.com/articles/ASG2733LKG27ULFA004.html
今日は北方領土の日。
会談で、何らかの前向きな進展があることを心より望みます。
そして、今日は特定失踪者の藤田進さん失踪の日でもあります。
以下、藤田進さんの弟である藤田隆司さんのfacebookより転載。
https://www.facebook.com/takasi.fujita.3?fref=ts
38年前の今日2月7日、忽然と消えた兄・藤田進が、北朝鮮に拉致され、「北朝鮮」で生きていた事が10年前にようやくわかった。
しかし、どうやって拉致されたのか、誰が兄を拉致し、どこに連れ込まれ、どうやって北朝鮮に連れていかれたのかがわからなかったのだが、7年前に兄の拉致に関与し、兄と言葉を交わした実行犯の一人が2007年4月21日号の週刊現代で衝撃的な告白をしている。
その一部を・・・・
【涙をためて「ここはどこですか」】
病院に連れてこられた藤田さんは、そのまま病院2階付近にある「保護室」という名の監禁部屋に入れられました。「保護室」の存在は「幹部」しか知りません。
一般職員からはわからないように扉はまるで壁のように加工されていました。
「保護室」は畳1枚半の部屋で、鉄格子がしてあり、壁も床も自傷防止用の青緑色のクッションが張ってあります。ちなみに西新井病院に精神科はなく、このような施設は必要ありません。
私は“金先生”から「“患者”に配膳をしてくれ」と頼まれました。
翌日の朝から配膳係になって、朝、昼、晩の3回藤田さんに食事を運びました。
拉致の翌日、藤田さんは打たれたクスリがまだ効いているようで、意識が朦朧としており、朝食、昼食とも手付かずでした。
藤田さんが打たれたのは自白剤ではないかと思います。
ものすごく息が臭くなるのでわかりました。
その日の夜、藤田さんの意識がしっかりしてきました。
しかし、現実が受け入れられないのか、ただただ大声で泣き叫んでいました。
慟哭という感じでした。
「どこへ連れて行くんだ!」「なんだ、これは!」という叫びが、今も強く耳に残っています。
2日目、3日目も会話はなく、食事は摂るようになったのですが、藤田さんは身動きが制限される保護服を着たまま、ただじっとしていました。
叫ぶこともなくなりました。
4日目になって、「ここはどこですか」「自分は何でここにいるんですか」と、涙をいっぱいに溜めた脅えきった目で私に聞いてきました。これが、最初で最後の会話です。
4日目の夜、藤田さんはいなくなりました。その後、病院関係者から「彼は同志同胞の繁栄のため、新潟から万景峰号(マンギョンボンゴウ)で北朝鮮へ渡った」と聞かされました。
以上、転載おわり。
北方領土の日と藤田進さん失踪。
家族と故郷。
北方領土は、日本国の領土であり、私達日本人のみんなの故郷です。
藤田進さんは、日本国民であり、私達日本人の家族です。
家族と故郷。
私達日本人は、家族と故郷を大切にする心を忘れてはなりません。
一刻も早く、奪還する。
領土を取り戻す。
領土を守る。
拉致被害者を奪還する。
国民の生命財産を守る。
2月7日
本日を機会に、全ての日本人が他人ごとではなく自分自身の問題として考え、行動して頂くことを強く願います。
了
リンク
独立行政法人 北方領土問題対策協会
http://www.hoppou.go.jp/
aoi blog
http://aoinomama13.seesaa.net/
拉致問題を考える川口の会
http://kawaguchi.aikotoba.jp/
しおかぜ通信
http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
特定失踪者調査会
http://www.chosa-kai.jp/
蒼き星々
http://www.blue-stars.org/~rachi/sab/sab2.htm
大阪ブルーリボンの会
http://osaka-blueribbon.org/
☆ご協力をお願いします☆
秋田美輪さん
1964年生まれの美輪さんは大学から神戸松蔭に入られ、1985年12月4日、当時神戸松蔭女子学院大学文学部国文科四回生在学中に(当時21歳)突然校門付近から失踪されました。
翌日兵庫県日本海側の竹野浜から美輪さんの所持品が見つかるなど、兵庫県警の捜査の時系列をたどるうちに、現在北朝鮮の拉致の可能性高い特定失踪者とされています。
秋田美輪さんの調査・及び救出へのご理解、ご協力をお願いします。
秋田美輪さんを知って貰おう!!コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3769193
秋田美輪さんの早期帰国を願う会
http://save-akitamiwa.com/