保守とリベラル

わしは革命というものが大嫌いである。

何故か?

フランス革命で大勢の貴族がギロチン刑で大人から女子供までみんな殺されれたからだ。

革命に対するアンチラーゼがエドマンド・バーク保守主義の源流であり、保守とは本来、リベラルから派生したものだ。

実はわしは自分こそが正統派の真正保守であると現在も自己認識している。

保守思想が悪ではない。

保守を名乗る者たちが間違っているのだ。

日本の保守主義の源流を解説すれば、天皇・皇室を過激な暴力革命から護るという主旨である。

現在の保守政党と保守団体と自称保守がおかしなだけであって天皇・皇室の生命を過激な革命や労働闘争による暴力から護るという思想はリベラルであり、過激な革命を推し進めることを目的にしている共産主義社会主義へのカウンターであり、アンチラーゼでもあるのだ。

私が共感する左派とは元々アムネスティ・インターナショナルヒューマン・ライツ・ウォッチであってリベラルである。

リベラルは左翼ではない。

むしろアムネスティ・インターナショナルヒューマン・ライツ・ウォッチは日本の左派が全くやらないチベット支援やウイグル支援や南モンゴルの支援に取り組んでいる。

保守が中共による少数民族支援をやっているといっても、少数民族を保護して支援している主体はアムネスティ・インターナショナルヒューマン・ライツ・ウォッチである。

この2団体は拉致問題北朝鮮人権問題にも積極的に取り組んでいる。

保守は本来、リベラルから生まれた思想であり、保守とリベラルは親和性があるものだ。

自民系保守がおかしいだけ。

保守の社民系左派みたいなのが自民系保守である。

日本の政治というのは自民系保守が戦後体制を補完し、社民系左派である村山内閣や旧民主党が更に体制を補完するために一時的に政権を担当したのだ

既存の政党は全て戦後体制を補完するものでしかない。

だから国民は二択で微温的に自民とおおさか維新を選んでしまうのだ。

この私の問いかけは日本の左翼や左派には全く理解できないだろう。

二極を脱却した第三極の到来こそ、現在の日本に求められている。


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