『天皇陵の清掃活動について』
長年、不定期にやってきた天皇陵の清掃ですが、ユネスコ世界文化遺産登録反対という意思表示も当然ですが、清掃の主旨としては、やはり御霊の静安を願い、ご歴代の前で己自身をフィードバックする。
目には見えない天皇陵を価値を発見するというものであり、小規模ながらも、草の根として継続してきました。
そして、私は清掃をやってきて誰かに迷惑行為もやっていないし、天皇陵の尊厳を貶めていることもやっていません。
しかし、私のやり方ではユネスコ世界文化遺産登録を阻止できない、悠長なことをやっている暇はない、ブログは誰も読まない、等、散々、言われたこともあり、正直、うんざりという気持ちです。
私自身、以前より、自主的にやってきたことで、ここまで言われてしまった事に非常に傷つきました。
故に、今後は本当に主旨に賛同してくださる方に参加して頂ければ幸いです。
私自身、経済的にも、身体的にも、余裕が無いのもあり、何も無いけど、出来ることをやりたいと思って天皇陵の簡単な清掃は独自に継続してきました。
天皇陵を清掃することで誰が損をするのでしょうか?
街が綺麗になるだけなので誰も損はしないことです。
清掃をやることに見返りも求めてきませんでした。
見返りはご歴代より頂いているからです。
目に見える見返りではありません。
それは私の心の中にあるものです。
話を戻しますが、天皇陵の清掃は主旨を変えず、これまで通り継続はしますが、主旨を理解して参加して頂きたいということです。
天皇陵の清掃は入り口でありたいし、天皇陵の清掃を通じて何かを発見して頂くきっかけになればと思っております。
政治活動とか社会運動の為にやっている清掃ではないといことをご理解頂ければ幸いです。
了
4.15反正天皇陵清掃奉仕活動 活動報告
平成30年4月15日、同志5名により反正天皇陵の簡単な清掃を実施しました。
当日、午前中まで雨が降っておりましたが、清掃開始の百舌鳥耳原北陵参拝の時には天候が完全に回復し、日差しが差し込んでおりました。
毎回、天皇陵の清掃において、雨が不思議と降ったことはありません。
これも、ご歴代の大御心でありましょう。
皇統護持と申しますが、我々が、ご歴代、皇統の歴史に守られているという現実を痛感するものであります。
百舌鳥耳原北陵参拝を参拝し、反正天皇陵の周回コースをゆっくりと歩きながら清掃活動開始。
今回は例年よりも煙草の吸殻や紙くずも少なく、とても良い感じに美観が保たれていると思いました。
これも、周辺住民や地域美化に取り組む皆様の努力の結果であると頭を垂れるものであります。
しかし、残念なことに御陵を囲むフェンスの内側に「空き缶」が所々でポイ捨てされておりました。
あからさまに投げ捨てられた空き缶に清掃用具使っても手が届かず、もどかしい思いをしました。
後日、宮内庁に状況を報告したいと思います。
清掃途中に方違神社参拝。
新しく建立された本殿。
とても美しく堂々たる本殿が出来ており、感服しました。
これからも、多くの堺市民をはじめとする人々の心の支え、パワースポットとして、初詣も賑わうであろうと期待しております。
方違神社を過ぎると周回コースも終わりに近づきます。
最後まで煙草の吸殻一本、見逃さないように一歩一歩踏みしめて歩く参加者の皆様。
何のトラブルもなく、無事に清掃作業を完遂することが出来ました。
今回、比較的、ゴミは少量でしたがチリも積もれば山となる。
今後も不定期ながら、清掃活動を継続していきたいと思います。
回収したゴミは私が責任をもって、自宅へ持ち帰り、分別、処分しております。
清掃終了後、百舌鳥耳原北陵を参拝し感謝と御霊の静安を祈りました。
その後、一路、堺市役所へ。
帰り道、反正天皇陵で戯れる猫に出会いました。
動物たちの憩いの場にもなっている天皇陵。
ご歴代の大御心に猫たちも恩恵を受けていますね。
堺市役所にて、市政への提案箱に意見投稿をしました。
歴史ある堺の街の移り変わりを学び、時代に寄り添いながら、伝統、文化を後世に伝えられたらと思います。
それでは今回の反正天皇陵における清掃作業で気がついたこと、思ったことを下記に簡単にまとめます。
・例年よりもゴミは比較的少なく、地域住民の皆様の美化活動の成果を実感した。
・天皇陵のフェンスの内側に空き缶がポイ捨てられており、環境保全について問題あり。
・新しい住居が建設されており、居住地域として発展している。
・ユネスコ世界文化遺産登録により、閑静な居住環境が損なわれる可能性があるのではないか?
・ユネスコ世界文化遺産登録による文化遺産としての公開、観光開発により、自然や動物たちの最後のオアシスである天皇陵の環境が悪化する恐れも危惧する。
上記が今回の清掃活動のポイントであったと思います。
【私達の願い】
・戦後、皇室用財産として、天皇、皇室に僅かながら残され、堺空襲の戦火にも耐えた天皇陵を保護したい。
・ユネスコ世界文化遺産登録による観光地事業の拡大による閑静な居住環境が損なわれる可能性を危惧している。
・ユネスコ世界文化遺産登録によって都市開発で追い詰められた野生動物や植物たちの生態が脅かされる危険性がある。
・天皇陵に様々な風説や逸話があるが、現在も式年祭をはじめとする天皇、皇室の祖先祭祀が実施される聖地をユネスコ世界文化遺産にするのは如何なものか。
・現在も天皇、皇室に受け継がれている「生きた陵墓」である天皇陵は、古墳でも、世界文化遺産でも、文化財でもない。
・歴史、文化、伝統、麗しき山河を大切にしつつ、時代に寄り添いながら、変えていくべきもの、変えてはいけないもの、変えなければいけないものを考えたい。
・天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録事業について、堺市、大阪府、国政も賛成ありきだが、たとえ少数意見であっても、反対意見に耳を傾けて頂きたい。
以上を私達の願いとして、堺市民の皆様をはじめ、ひとりでも多くの方々と共有したいと思います。
次回の陵墓清掃は近々、履中天皇陵、秋頃には仁徳天皇陵を企画しております。
また、古市の藤井寺市や羽曳野市の天皇陵についても、同志が調査しておりますので宜しくお願いします。
何か、天皇陵のことで、お気づきの情報があれば、些細なことでも連絡して頂ますように宜しくお願いします。
検討の上、対応致します。
ご連絡は私のTwitterアカウント(https://twitter.com/sin_dragon1971)で常時受け付けておりますので宜しくお願いします。
今回、反正天皇陵清掃奉仕活動に参加してくださった皆様、ありがとうございました。
次回も宜しくお願いします。
天皇陵に祀られている御霊の静安を祈ります。
木島伸一拝
上記の活動報告は堺市、大阪府、政府関係府省にも送信しましす。
☆活動報告送信先☆
百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議
お問い合わせ
4.15反正天皇陵清掃奉仕活動のご案内
4.15反正天皇陵清掃奉仕活動
主催:自由の翼
日時:平成30年4月15日(日)15時集合(時間厳守)
場所:南海高野線堺東駅西出口降下エスカレーターを降りた所に集合。
堺東駅構内図 http://www.nankai.co.jp/traffic/station/sakaihigashi/kounaizu.html
※コインロッカーやATMがあるほうが西出口です。
清掃コース
反正天皇、百舌鳥耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)参拝〜清掃開始〜方違神社参拝(途中休憩)〜百舌耳原北陵(もずのみみはらのきたのみささぎ)参拝(清掃終了)〜堺市役所展望台見学
主旨
天皇ご歴代の御霊の静安を願い反正天皇陵周辺の簡単な清掃をさせて頂きます。
天皇陛下の御健康と皇統の弥栄を祈念致します。
天皇陵を含む百舌鳥古市古墳群のユネスコ世界文化遺産登録が推進されておりますが、いよいよ登録されるか否かの瀬戸際になっております。
戦後、僅かながらに残された皇室用財産である天皇陵をユネスコ世界文化遺産にして観光財源にしようとする堺市、羽曳野市、藤井寺市、大阪府、超党派議員連盟。
超党派議員連盟には、保守を自称する国会議員も加入していますが、恥ずかしくないのでしょうか。
天皇陵は生きた陵墓であり、古墳ではありません。
現在も天皇、皇室に受け継がれている生きた陵墓です。
代々、受け継がれ、祖先祭祀の聖地でもある陵墓を観光財源にして、お金儲けをやるとは何たることでしょうか。
天皇陵にはこのような文章が立て札(看板)に書いてあります。
一、みだり域内に入らぬこと
一、魚鳥等をとらぬこと
一、竹木等ととらぬこと
つまり、天皇陵は原則不可侵として静かに維持管理されて現在に受け継がれてきたのです。
天皇陵は天皇、皇室の財産であり、文化財や世界文化遺産ではありません。
それを捻じ曲げようとするのが、文化庁や地方自治体の推進派です。
天皇陵を天皇、皇室から奪うようなことは辞めて頂きたいという主旨で不定期に参拝、清掃を実施してましたが、またもや審査にてユネスコ世界文化遺産に登録される恐れがあります。
文化庁を後押しているのが、歴史学者や考古学者ですが、ピラミッドの発掘とかをやっている人達です。
天皇陵を学術的、考古学的な見地によって調査しようというのです。
私は学術的、考古学的な価値観を全否定はしません。
しかし、天皇陵の価値はそういった物質的な価値観だけで評価できないと私は思います。
祖先祭祀の聖地としての価値。
ご歴代の御霊が祀られているという信仰的な価値観も大切にすべきではないでしょうか。
戦争や侵略によって、今まで多くの宗教施設や聖地と呼ばれる場所が破壊されてきました。
それは、とても、辛く、悲しいことではないでしょうか。
チベットもそうですし、イスラム教の施設もそうですし、各地の鎮守の森もそうです。
大阪府内においても、大規模な空襲がありましたが、戦火から免れた天皇陵が地域住民の推進運動で破壊されてしまうかもしれません。
そんな悲しいことがあってはいけないと私は思うのです。
また、観光財源として経済効果を期待する声も大きいと思いますが・・・営利が全てでしょうか?
営利至上主義によって、何か大切なものを失うこともあるのではないでしょうか?
天皇陵周辺の閑静な居住環境が損なわれたり、自然が破壊される可能性にも懸念しています。
天皇陵には、都市開発から逃れた野生動物が生活しており、植物が自生しています。
もはや、天皇陵は、私達、人間だけのものでもないのです。
世界文化遺産とは聞こえは良いですが、天皇陵の周濠で魚釣りをやったりしている人達も居ます。
鳥や魚が怪我をしたりするような、危ない釣り針や釣り糸も拾ったことがあります。
世界文化遺産とか、ワイワイ盛り上がっているだけで、天皇陵の尊厳も何も守っていないのではないでしょうか?
推進派と呼ばれる方々は、一度でも、天皇陵を尊び、参拝をされたのでしょうか?
単に、自分の営利、ヒト、モノ、カネの為に天皇陵を利用しようと言うのであれば、それは、非常に間違った価値観であると言わざるを得ません。
目には見えない、本当の天皇陵の価値とは何でしょうか?
そういうことをお話しながら、目には見えない天皇陵の価値を皆さんと発見出来ればと思います。
志を同じくする方であれば誰でも参加して頂きたいと願います。
左右保革、思想、イデオロギーに関わらず参加して頂ければ幸いです。
天皇陵の静安を願う同志の皆様。
ご参加、宜しくお願いします。
お約束
※天皇、皇室への心ない批判はおやめください(東宮批判など)。
※常識を欠いた行動や不適切な発言(差別や過激な言動)はおやめください。
※赤心(赤子のような純粋な心)にて皇統の弥栄を願いましょう。
※清掃道具は当方で準備しますの手ぶらでお越し頂いて結構です。
※当日は清掃もあるので動きやすい服装で宜しくお願い致します。
※奇異な服装はご遠慮ください。
※多少の雨天の場合決行します。
※傘は歩行者との接触事故の原因になりますのでカッパやレインコートをご持参ください。
※大雨荒天の場合は百舌鳥耳原北陵参拝〜堺市役所展望台見学〜茶話会等に変更します。
※清掃用具の準備もありますので、なるべく、参加表明をお願いします。
お問い合わせ、ご連絡はソーシャルネットワークサービスのFacebook、mixiのイベントページヘお願い致します。
Facebookイベント:4.15反正天皇陵清掃奉仕活動のご案内
https://www.facebook.com/events/204702003455871/
mixi自由の翼イベント:4.15反正天皇陵清掃奉仕活動のご案内
http://mixi.jp/view_event.pl?comm_id=3281827&id=85679473
木島伸一拝
【抗議文】天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録推薦書提出に断固反対します!
天皇陵を含む百舌鳥古市古墳群のユネスコ世界文化遺産登録について政府が推薦書をユネスコに提出しました。
正に恐れを知らぬ「愚行」でありましょう。
ユネスコに大阪古墳群推薦書提出 世界文化遺産、19年夏に判断へ
大東亜戦争後、僅かながら、天皇、皇室に残された皇室用財産である天皇陵を観光財源を目当てにユネスコの世界文化遺産登録に推薦しようとしているのが堺市、藤井寺市、羽曳野市、大阪府、日本政府です。
ユネスコ世界文化遺産登録事業に関する窓口が堺市観光文化局になっています。
皇室用財産を観光財源目当てにユネスコ世界文化遺産の登録を目指す堺市は恥を知るべきです。
よって、抗議文を公開し、首相官邸、関係府省、関係地方自治体担当部署に送信します。
抗議文
藤井寺市長 國下和男殿
羽曳野市長 北川嗣雄殿
政府関係府省、国会議員一同
関係地方自治体担当部署、地方議員一同
一、 堺市、藤井寺市、羽曳野市、大阪府、日本政府は皇室用財産である天皇陵について、戦後統治以降、政治的な発言が出来ない天皇陛下、皇室の意見を伺うこと無く、勝手に、ユネスコ世界文化遺産登録に推薦する愚行を中止せよ。
一、 百舌鳥古市古墳群に天皇陵を含めているが、天皇陵は、ご歴代の御霊が祀られており、式年祭をはじめとする祭祀が行われる先祖祭祀の聖地である。天皇、皇室に受け継がれている生きた陵墓である。古墳とは、豪族の墳墓や居住跡、貝塚等の生活の痕跡である。故に、大仙陵古墳といった古墳表記や呼称は誤りであり、天皇、皇室の尊厳を貶めるものである。天皇陵、御陵、皇陵と表記、呼称を適切であり、訂正せよ。
一、 天皇陵は存在そのものが尊いものであり、世界の共有財産ではなく皇室用財産である。天皇陵に祀られている御霊の尊厳と静安を護持せよ。
一、 文化的価値を保護する目的ではなく、観光財源の確保が天皇陵をユネスコ世界文化遺産登録推薦の目的ではないのか?そのような、営利至上主義的な体質から脱却せよ。
一、 文化的な価値を保護する目的のはずが、堺市周辺では一般市民が周濠にて魚釣りをしており、ゴミを放置したり、タバコの吸殻をポイ捨てしたりしている有様であり、とてもではないが、天皇陵を大切にしたい、保護したいという意思を感じられない。天皇陵には鳥居と手水所もあり、参拝できるようになっているが、そういった文化的な価値すら周知されていないのが現状ではないのか?文化的な価値を広めたいのならば、先ずは国、府、市の首長が手本を示すべきである。天皇陵に参拝すらもせず、文化的な価値を保護するなど本末転倒である。そのような欺瞞を改め、襟を正せ。
一、 国、府、市の首長、国政関係府省、地方行政担当部署、国会議員、地方議員に反対意見を聞く姿勢がない。賛成多数の現状であるが、立憲主義の精神に基づいて、少数であっても反対意見にも耳を傾けるべきである。反対意見も尊重せよ。
一、 ユネスコ世界文化遺産推進事業における観光誘致については様々な意見があるものと理解しているが、東京オリンピックや大阪万博を誘致するような昭和の誘致、箱物行政はもはや通用しない社会情勢になっている。時代遅れの誘致、箱物行政をトレースした堺市の行政は一部の既得権益だけに利益をもたらすものだろう。堺市は政令指定都市であり、円滑な市政をするだけの予算は充分確保されているはずである。政令指定都市としての財源や予算を活かし、地場産業や中小企業の活性化、雇用、貧困問題の解決によって活気のある地域づくりを目指したほうが固いのは言うまでもない。観光誘致や箱物に頼った行政ではなく、地域に根づいた経済政策を実施せよ。
一、 天皇陵周辺は閑静な居住環境に恵まれているが、ユネスコ世界文化遺産登録によって精悍な居住環境が破壊されることを危惧するものである。また、天皇陵には植物が自然繁殖しており、都市開発で追い詰められた生き物たちも天皇陵で生活している。もはや、天皇陵は人間だけのものではなく、動植物たちの拠り所でもある。自然環境に悪影響を及ぼす可能性も否めないだろう。恵まれた閑静な居住環境と自然環境を守れ。
以上
「友よ、山河を滅ぼすなかれ」
堺市在住 木島伸一
☆抗議文送信先☆
百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議
お問い合わせ
12.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動 活動報告
【概要】
堺市民2名を含む、有志7名にて仁徳天皇陵周辺の清掃を実施しました。
全体的に綺麗な美観が保たれており、宮内庁、堺市、地域住民の方々の努力を感じます。
しかし、残念なことに、所々、タバコの吸殻、空き缶、ペットボトル、コンビニ弁当の容器、紙くず等のゴミがポイ捨てしてあり、回収しました。
周濠内においても、強風で飛ばされたと思われるものや、ポイ捨てと思われるゴミが散乱している様子。
車のアルミホイール等の不法投棄等、あり得ないものまで域内に廃棄されており、非常に残念に思います。
持ち帰ることが出来るゴミを回収し、回収できないものは、後日、宮内庁、堺市に報告し、対応を願いたいと思います。
尚、回収したゴミは私が責任をもって自宅に持ち帰りました。
【要点】
・仁徳天皇陵周辺においては全体的に綺麗に清掃されており、美観も良好であった。
・所々に、タバコの吸殻、空き缶、ペットボトル、プラスチック容器、紙くず等のゴミがポイ捨てされており、回収した。
・濠内にも、風で飛んだりしたビニール袋やペットボトルなどのゴミが散乱しており、手が届く範囲のゴミは回収した。
・百舌鳥耳原中陵正面(出発点)より、沿道を時計回りに約500m地点〜700m地点の間において、周濠の柵に針金、結束バンド、パイプ等が括り付けてあった。
・百舌鳥耳原中陵正面(出発点)より、沿道を時計回りに約985m地点において、周濠の柵に個人所有物と見られるカーブミラーが括り付けてあった。
・百舌鳥耳原中陵正面(出発点)より、沿道を時計回りに約1200m地点において、周濠の柵より内側、域内に自動車のアルミホイールが廃棄されていた。
・同上、約1200m地点において周濠にて魚釣りをする人を3名見かけた。
・回収可能がゴミは持ち帰り、回収できないものは後日、宮内庁、堺市に報告。
【総評】
天候にも恵まれ、事故やトラブルも無く、清掃活動を実施することが出来ました。
清掃をしながら、自然や住民の方々とふれあい、歴史街道を歩く。
皇統護持活動といっても、天皇陵から恩恵を受け、護られ、学びを得ているのは私達であり、仁徳天皇の御霊に頭を垂れるものであります。
住民の方々から「仁徳さん」と呼ばれて親しまれている仁徳天皇陵と住民の方々が共存して、現在の堺市があるということは、とても感慨深いことです。
清掃をするだけではなく、自然、歴史、人、文化とふれあうことの大切さを学ばさせて頂きました。
ご歴代の御霊が祀られている天皇陵の清掃をさせて頂き、堺市民として、微弱ながら、美観維持のお役に立てたと思います。
志をもった個人の集まりによるボランティア活動でありますが、今後も不定期に継続してまいりたいと思います。
宜しくお願います。
【私達の願い】
・仁徳天皇陵をはじめとする天皇陵を含む、「百舌鳥古市古墳群ユネスコ世界文化遺産登録推進事業」に反対します。
・天皇陵は遺産でも、古墳でもありません。現在も天皇、皇室に受け継がれている皇室用財産であり、生きた陵墓です。現行のまま、宮内庁管理にて、天皇陵の尊厳と御霊の静安が保たれることを願います。
・戦後、僅かながら天皇、皇室に残された皇室用財産である天皇陵を観光財源としての利用するのをやめて頂きたい。
・大阪府、堺市、藤井寺市、羽曳野市、超党派の議員連盟が推進している「百舌鳥古市古墳群ユネスコ世界文化遺産登録推進事業」ですが、観光誘致による特需に過剰に期待していないか?東京オリンピック、大阪万博といった国際行事の誘致と同じく、世界遺産行政も観光誘致による特需に依存した経済政策の一環であると思われるが、そのような特需型の経済政策は特定の企業や地域のみ恩恵を得るものではないか?それよりも、大阪府下の企業や地場産業の活性化や、格差是正、貧困対策に予算を投入したほうが、経済効果はあるのではないか?
・仁徳天皇は仁政の天皇と呼ばれ、「民のかまど」から、人々が炊事をする煙があがるまで免税をしたと伝えてられている。大阪府、堺市、藤井寺市、羽曳野市、超党派議員連盟は仁徳天皇の偉業に学び模範とした経済政策を実施して頂きたい。
・天皇陵は我々、人間だけのものではなく、竹、木、草、花、動物、鳥、魚が暮らす自然の宝庫でもあり、人間の我儘で観光誘致せず、都会、工業地帯から逃れた自然の仲間たちを保護して頂きたい。
・地域住民の方々も日頃から、美観維持、軒先の清掃に励み、閑静な住宅街で快適な生活をすごされていると認識しています。快適な生活空間、居住環境が、観光誘致によって一変し、不利益な問題も起きる可能性がある。
・百舌鳥駅は各駅停車の電車が停車しないが、観光誘致をしても、交通インフラに不備があり、現状においては、然程、経済効果は期待出来ないと思われる(※交通インフラの条件をクリアすれば良いというものでない)。「百舌鳥古市古墳群ユネスコ世界文化遺産登録推進事業」について、どんぶり勘定の箱物行政としか思えない。高度経済成長期やバブル期をトレースしたような誘致事業や箱物行政が、時代のニーズに応えるものとは思えないし、賛成できない。
以上が私達の願いです。
最後に。
今回の清掃奉仕活動を通じて、様々な学びを得ることが出来たことを仁徳天皇の御霊に感謝致します。
そして、7名の同志の皆様ありがとうございました。
お疲れ様でございました。
堺市民 木島伸一拝
了
周濠、域内に不法投棄されているタイヤのアルミホイール。
※この活動報告は首相官邸及び関係府省、大阪府担当課、堺市担当課に、意見投稿として、送信しております。宜しくお願いします。
※各意見フォームには、文字数制限があるので編集して要点だけを連絡しています。
※尚、単なるクレームにならないように充分を気をつけて、丁寧かつ、理路整然とした意見投稿を心がけましょう。
※宮内庁には別途、電話にて報告しております。
☆意見投稿先☆
大阪府百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議
お問い合わせ
12.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動のご案内
『12.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動』
主催:自由の翼
日時:平成29年12月17日(日)15時集合
場所:JR阪和線「百舌鳥(もず)」駅西口集合
※大阪方面から乗車された場合、改札(東口)を出てすぐの踏切または歩道橋を渡った所が西口です。
※「百舌鳥」駅は各駅停車しか停まりませんので、大阪方面から快速に乗られた場合は「三国ヶ丘」駅で各駅停車に乗り換え下さい。 和歌山方面から快速に乗られた場合は「鳳」駅で各駅停車にお乗換え下さい。
構内図
http://www.jr-odekake.net/eki/premises.php?id=0621910
路線図
http://www.jr-odekake.net/eki/route/index.php?id=0621910
コース
JR阪和線「百舌鳥」駅西口集合〜百舌鳥耳原中陵(仁徳天皇陵)参拝〜仁徳天皇陵周りの清掃〜百舌鳥耳原中陵(仁徳天皇陵)参拝 ※終了後意見交換会あり
百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)
http://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/016/
主旨
神武天皇〜ご歴代〜天皇陛下に受け継がれる皇統の歴史を護持し、御霊の静安を願い、清掃奉仕活動を実施させて頂きます。
天皇陛下の譲位も決まり、様々な意味で皇統護持運動も節目をむかえていると思います。
譲位の問題をはじめ、皇位継承問題等、深刻な問題が山積する現状において、私達、民草も、一旦、草として原点に立ち戻り、土を耕し、根を張らねばならぬと認識しております。
清掃をやりながら、御霊の静安を願い、今後の皇統護持運動について、初心にかえり、考えます。
また、この清掃奉仕活動の一貫した命題である天皇陵を含む「百舌鳥古市古墳群ユネスコ世界文化遺産登録推進事業」に対して、反対の意思表示を致します。
拡声器もプラカードも国旗も掲げないサイレントデモ(沈黙の示威活動)として、地域住民の方々とふれあい、愛される活動を実施します。
大阪府、堺市、藤井寺市、羽曳野市といった自治体が、地元の天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録を推進しておりますが、天皇陵は遺産でなくて、現在も天皇、皇室に受け継がれる生きた陵墓です。
上記の自治体が、天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録を目指す理由は、特需型経済政策の一環として、天皇陵を観光財源として利用することでありましょう。
東京オリンピックや大阪万博といった特需に期待した経済政策は、昭和の高度成長期をトレースしたものであり、また、観光財源という箱物をつくるのも、時代遅れの箱物行政、村おこし、第三セクター事業を彷彿とさせるものでしかありません。
大阪府、大阪府下の自治体は特需に依存したり、箱物行政をテコに経済回復を狙っているようですが、焼け石に水をかけるようなものでありましょう。
特需や箱物といった当てずっぽうの経済政策をやるよりも、大阪府下の企業、産業を活性化させたり、雇用問題や貧困問題を解決したほうが、余程、効果的であることは言うまでもありません。
特需や箱物と言った集中型の経済政策は、特定の箇所しか潤わない局所的なものでありましょう。
仁徳天皇は「民のかまど」といって、人々のかまどから食事の支度をする煙が見えるまで免税を実施し、煙が見えてもなお、免税を継続し、ボロボロの御所の修理すらしなかったそうです。
仁徳天皇は民のかまどから食事の支度をする煙が立ち上っている様子を見て、自分は豊かであると喜んだと言われています。
参照:歴史街道を行く 堺 聖帝 仁徳天皇 「民の竈は賑わいにけり」
http://www.rekishikaido.gr.jp/time-trip/kaido/kdsakai.htm
大阪府下の自治体は高度成長期やバブル時代の経済政策を模範にして、更には観光誘致といった外需に依存する新自由主義的な成長戦略、特区政策により、営利至上主義に陥っていると私は思うのです。
天皇陵をユネスコ世界文化遺産にするのではなくて、ご歴代の偉業に学び、実践して、大阪府を豊かにして頂きたいと強く願うものであります。
また、大阪府下の自治体のみならず、国政を担う国会議員も、超党派で天皇陵を含む百舌鳥古市古墳群のユネスコ世界文化遺産登録を推進する議員連盟を結成しています。
保守を自認する政党である自民党や自民党の国会議員も推進派の議員連盟に所属している有様です。
保守を自認するのであれば、天皇陵をユネスコ世界文化遺産に登録することを容認するのではなく、戦後、天皇、皇室に僅かながら残された皇室用財産である天皇陵を保護すべきでありましょう。
保護どころが、皇室用財産を観光財源に利用するという顛末。
保守を自認しておられるのではなくて、保守を自称されているだけではないのかと疑います。
歴史、文化、伝統を大切にしながら緩やかに時代に寄り添うのが保守の概念だとすれば、現在の状況は「保守不在」と言っても過言ではないでしょう。
また、天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録推進事業に賛成する自民党支持者と対話をしたことがありますが、天皇陵に葬られている故人が学術的な調査をしなければ解らないとか、あれは朝鮮半島の文化だとか、意味不明の論理を展開しています。
宮内庁が認定している天皇陵においては、天皇、皇室の祖先祭祀の場であり、式年祭などの陵墓祭祀が行われています。
つまり、ご歴代の御霊が祀られているということです。
考古学的、学術的な価値観だけで、天皇陵の価値を評価することが間違いであると私は思います。
天皇陵には鳥居があり、手水所もあり、参拝が出来るようになっています。
民間信仰、祈りの場所でもあるわけです。
考古学的、学術的な価値観を全否定はしませんが、そういった価値観とは違う価値観もあるということです。
現行の宮内庁管理もとに天皇陵が保護され、尊厳と静安が保たれることを願っております。
また、天皇陵は自然の宝庫であり、私達、人間だけのものではありません。
竹木、草花が自生しており、動物たちや、鳥や、魚も、都市開発を逃れ、天皇陵で生きています。
自然保護、居住環境を守るという視点でも、天皇陵を含む百舌鳥古市古墳群ユネスコ世界文化遺産登録推進事業に反対しております。
右や左といった立ち位置に関わらず、主旨に賛同される同志の皆様。
宜しくお願いします。
了
※清掃道具は私が準備しておりますの手ぶらでお越しいただいて結構です。
※当日は清掃もあるので動きやすい服装で宜しくお願い致します。
※奇異な服装はご遠慮くださいませ。
※国旗の持参は自由ですが、清掃中に歩道等での国旗やプラカードの掲揚等は歩行者との接触事故の原因になりますのでご遠慮ください。清掃終了後、記念撮影等で歩行者の邪魔にならない場所(広場や公園)での国旗掲揚等は可と致します。
※多少の雨天では決行します。傘は歩行者との接触事故の原因になりますのでカッパやレインコートをご持参ください。(大雨荒天の場合は百舌鳥耳原中陵参拝(仁徳天皇陵)〜茶話会等に変更します)
※交通費、活動費、飲食費は参加者それぞれ自己負担にてお願いします。
お問い合わせ、ご連絡はソーシャルネットワークサービスのFacebook、mixiのイベントページヘお願い致します。
※清掃用具の準備がありますので、なるべく事前の参加表明をお願いします。
Facebookイベントページ『12.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動のご案内』
https://www.facebook.com/events/1858408630859935/
mixiコミュニティ自由の翼イベント『12.17仁徳天皇陵清掃奉仕活動のご案内』
http://mixi.jp/view_event.pl?id=84698643&comm_id=3281827
木島伸一拝
了
【追記】
陵墓清掃ですが、参加者の皆様に心に置いて頂きたいことがあります。
・東宮批判をしない。
・眞子さまのご婚約と、ご結婚を祝福して頂きたい。
・奇異な服装をしない。
・不適切な発言(差別や過激な言動)を慎む。
・赤心(赤子のような純粋な心)にて皇統の弥栄を願う。
上記を心に置いて頂ければ幸いであります。
ご理解とご協力をお願いします。
『再燃する神道の戦後総括に対する違和感』
最近、神道関連に関する戦後総括思しき記事がチラホラと見かける。
靖国神社や護国神社についても様々な意見があることは承知しているし、神仏分離令から廃仏毀釈運動の流れに負の側面があったことは否めないだろう。
現行においても、神道政治連盟や神社協会に問題が無いとは言えないと思う。
神道は政治を超えた普遍的な価値観を体現するものであって然るべきだろう。
しかし、日本全国に存在する天皇陵、神社、神宮、氏神様が24時間、誰でも参拝できるということは、何事にも代えがたい尊いものであることも事実である。
四国八十八箇所霊場と同じく、多くの人々の苦しみを救う神の投網であるのだ。
神仏分離令や国家神道と呼ばれる神道への政治介入による弊害は反省せねばならない点もあるが、されども、戦後、瞬く間に神仏習合に戻り、明治以前の神道信仰が復活したのを鑑みると、実は神社、神職、大衆に至るまで大多数は、あるべき神道を信仰していたということが事実ではないだろうか。
また、国家神道の名残として批判される靖国神社や護国神社には戦没者遺族が参拝しており、追悼の場にもなっていることを考慮せねばならない。
死者の魂を追悼をする行為を咎める必要はないだろう。
私自身、護国神社には自発的に参拝し、東京に行った時は靖国神社を参拝する。
私の血縁者に戦没者が居ることもあるし、私は靖国神社や護国神社において国内の戦没者のみならず、国外において、戦争の受難によって尊い命を失った無辜の人々の魂や、動物たちの魂にも追悼の祈りを捧げている。
私の心中に国家神道なるものは存在しない。
英霊、祖父たちに会いに行く。
戦争でなくなった方々や動物他の霊に追悼の祈りを捧げるのみである。
そして、その尊い生命があって、私が生かされていることを感謝し、国家の安寧と世界の平和を願う。
これを、誰が咎められようか。
私が自分の信仰を他人に強要した場合、咎められ、批判されて当然であろう。
しかし、自己完結の内心を咎められる覚えはない。
当然、参拝しない自由も私は尊重する。
それで良いではないか。
反天連、反靖国運動というものがあるが、参拝しない自由、尊崇しない自由を認めるから、我々の参拝する自由、尊崇する自由を認めるべきだと申し上げたい。
以前も書いたが、廃仏毀釈運動というものは、神仏分離令とは別に、一部の神職と大衆が起こした破壊行為という側面もあるのではないか。
神仏分離令が発布されても、御寺が廃止されたわけではなかったのだから。
また、戦没者追悼施設として、靖国神社、護国神社があって、そこに魂が祀られていることも、時代背景によるものであり、それを、現在の価値観で否定しても意味は無いだろう。
靖国で会おうという、祖父たちの約束を私は反故には出来ないのだ。
国家や政治が神道や信仰に介入した不幸はあったが、人々の内心には本来あるべき姿の神道は生きていたのだろう。
だからこそ、自然に神仏習合が復活したのではないか。
これより後、神道に国家権力や政治権力が介入することはあってはならないし、私も反対の立場である。
また、私自身も神道や信仰を他人に強要しない。
故に、愛国心教育についても、私は反対の立場である。
仁徳天皇陵をはじめとする、天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録にも断固反対する。
天皇陵を観光財源として利用し、見世物にするような事は、何よりも酷い行為ではないだろうか。
神道政治連盟、自民党なるものが、天皇陵のユネスコ世界文化遺産登録に反対すらせず、あろうことか、超党派の議員連盟を結成するという顛末。
彼らに私の信仰を強要しようとは思わないし、理解すら出来ないと思うが、票や金を得るために天皇陵を利用する行為は耐え難き悲しみである。
私達の内心を傷つけるような行為は辞めて頂きたいと願う。
話をまとめるが、明治以降、国家権力や政治権力が神道に介入したことによって、悲しい出来事もあったが、大衆の心の中には本来あるべき神道が生きていた。
同じく、靖国神社、護国神社も、時間が経つに連れ、普通の神社として認知されていくだろう。
神道政治連盟や神社本庁については、信仰を強要しない限りにおいて、信仰の自由と内心の自由は認められるべきである。
その代わり、参拝しない自由、信仰しない自由(信仰選択の自由)も尊重するべきだろう。
神道の戦後総括のような言論に違和感があったので、私なりの見解を書きの述べさせて頂いた。
こういう考えもあるということで、ご理解願いたい。
了