【問題提議】拉致被害者とストックホルム症候群 〜序章〜
戦争で拉致被害者を取り戻す!という言い訳。
戦争やって拉致被害者を取り戻す・・勇ましいのはよろしいが、韓国の頭を飛び越えて戦争できると想っているのでしょうか。
北朝鮮と戦争するために安保法制で領域外に自衛隊を派遣する余裕あるんですか?無いですよね。
自衛隊の全ての艦艇は日本海に配置して、戦闘機や輸送機も全て動員しないといけないはずです。
兵站を考えると人員も海外派遣に裂く余裕はありません。
戦争準備をする気魄すら感じません。
勇ましいことばかり言って、救出しない言い訳をしてほしくないと想います。
安倍政権はモンゴルルートでの交渉を探っています。
そういう意味では勇ましいことばかり言ってる保守の連中よりも、安倍さんのほうが拉致問題については現実路線で真剣に考えていると想います。
安倍さんが訪朝して数名でも連れて帰る。
もしくは拉致被害者、特定失踪者、北朝鮮帰国者日本人妻、あるいはリストにも載ってない名も無き拉致被害者と家族の面会を実現すれば、それなりに評価するつもりです。
奪還というハードルが高ければ最初は面会でもいい。
とにかく、生きていることを確認する。
殺させない。
殺さない。
寺越さんや外国の拉致被害者のように生きていることが確認できた案件もあり、一時帰国も実現しています。
そこから奪還の道を開ければ良いのではないでしょうか。
何故かと言うと、拉致被害者が帰国を拒んでいる場合も考えての事です。
ストックホルム合意という言葉と同時に頭に浮かんだのは、ストックホルム症候群という言葉です。
ストックホルム症候群 出典:Wikipedia
※ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、Stockholm syndrome)は、精神医学用語の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱くことをいう。
ところで日本政府は寺越さんの帰国交渉や渡航往来自由の交渉をやっているのでしょうか?
生きているのは解っているんですから、ちゃんと寺越さんと面談して近況を知らせてほしい。
そういうことを繰り返して、最終的に奪還を実現するというビジョンもあっていいのではないでしょうか?
面会すら実現できなければ、それはそれで残酷なことだと想います。
今の案件で、出来る可能性があることに全力を尽くす。
回答できる問題から、先にやってしまうことです。
時間のかかる問題については、拉致被害者救出運動のボランティアが引き受けます。
生きている拉致被害者と家族の再会を最後の一人まで諦めない。
最後の一人まで暫定解決をさせないのが拉致被害者救出運動のボランティアの役割だと想います。
もう少し、頭を柔らかくしても良いと想います。
硬い頭だと、豆腐の角に頭をぶつけて怪我をするかもしれませんので安倍政権のモンゴルルートでの交渉を活かす出口戦略を考えていきたいと想います。
了
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山口采希さんのシングル。拉致被害者救出を願う注目の一曲を是非ともお聴きください。
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